- FXの検証ソフトって何?
- 検証ソフトで過去検証するのは必要なの?意味ないの?
- 検証ソフトのメリット・デメリットは?
- 検証ソフトのやり方は?
このような疑問が解決できる記事となっています。FXの検証ソフトの使い方やメリット、デメリットについて、初心者にもわかりやすく解説します。
FXの検証ソフトとは?分かりやすく解説
トレードを上達するには検証ソフトで過去検証しなければならないとは言いますが、検証ソフトとは何なのか、有料なのか、無料なのか分かりやすく解説していきます。
意味は?デモと違う点
検証ソフトとは過去の相場を使ってトレードを練習(過去検証)することができるものです。
デモ口座は仮想の通貨でリアルタイムのチャートでトレードするものですが、検証ソフトは仮想の通貨で過去のチャートでトレードすることができます。
しかも早送りができるので、短期間で長い期間の相場を体験することが可能となっています。
なぜ検証ソフトで練習するのか、どのようなメリットやデメリットがあるのかも解説します。
検証ソフトは有料?無料?
検証ソフトは有料、無料のものどちらもあります。
ただし、多くの検証ソフトは有料で、無料の検証ソフトはスペックが低くて使いにくいです。
最初の初期投資だと思えば仕方ないと思います。
【FX】検証ソフトでの過去検証はなぜ必要?やる意味はない?
検証ソフトで過去検証することは必要なのか、意味はないのか説明していきます。
トレード手法が通用するかどうか
検証ソフトで練習するのはトレード手法が通用するかどうかを確認するためです。
なんとなくチャートを早送りして、トレードをするのが目的ではありません。
リアルタイムの相場ではトレードする回数は、1日に何度も取引を行うスキャルピングでなければ、トレードする回数は少なくなります。
トレードする回数が少ないということは、そのトレードが本当に勝てる手法なのかどうかがわかりません。
なので自信を持ってトレードすることができませんので、中途半端なところで利確や損切、エントリーをしてしまって負けます。
でも検証ソフトで過去検証すれば、早送りすることが可能なので、数日で数年間のチャートでトレードし、1年間分の手法のデータを得ることができます。
トレードにも練習が必要
トレードには練習が必要ないと思っている人が多いです。
トレードはスポーツと似ているところが多く、スポーツだと練習が必要不可欠だということは誰でも知っていると思います。
プロスポーツ選手であればあるほど、毎日ハードな練習をこなし、その上で一流の選手として活躍されています。
なぜかトレードになると練習せず、いきなり本番でトレードして、負けて悔しい思いをします。
プロスポーツ選手と練習をせずに試合をして、勝てますでしょうか?
それをしている訳です。負けて当然ですよね。日々練習を積み重ねることで、ようやくプロのトレーダーとして勝てる様になります。
練習することで何が得られるかは後で紹介します。
検証ソフトで過去検証しないのは論外
FXで勝つために検証ソフトで過去検証することは必要不可欠です。
しないのは論外。過去検証をせずに「勝てないです」と言われても、それは当たり前のことなので、まずは毎日検証ソフトを使って過去検証して下さい。
【FX】検証ソフトのメリット
検証ソフトで過去検証するメリットについて分かりやすく解説していきます。
相場で手法が使えるかどうかわかる
先ほども説明した通り、検証ソフトを使うと自分の手法が相場で通用するかどうかを知ることができます。
むしろ検証ソフト以外で手法が通用するかどうかは分からないと思います。
手法のデータがわかる
1つの手法を使って何年分もトレードすると、その手法の優位性やデータを得ることができます。
ずっと続けているとデータが平均化してくるので、勝率やリスクリワードなど手法のデータがわかります。
手法のデータが分かれば、損切が続いたとしても、手法がそういうものだと感覚的に理解しているので、メンタルが崩れることもありません。
自分の手法が通用することだけでなく、手法の良い面悪い面を知ることができます。
手法通りにトレードする癖をつけることができる
検証ソフトで同じパターンで過去検証を続けることで、手法通りにトレードする癖がつきます。
- エントリー
- 損切
- 利確
これらを同じパターンで何年分もトレードすることで、体がそのパターンを覚えてきます。
スポーツ選手が素振りなどをして、体に覚えさせるのと似ていると思います。
- ポジポジ病
- 損切ができない
- 早い利確
これらも克復することが可能だと思っています。実際私は損切ができない人間でした。
損切ができないので、むやみにナンピンして、口座を何回も溶かしています。
検証ソフトで過去検証してからは、なぜか損切ができるようになり、検証通りのトレードができるようになりました。
何度もトレードすることで、体に覚えさせたということと、自分の手法に自信を持てたからではないかと思います。
【FX】検証ソフトのデメリット
検証ソフトのデメリットについて分かりやすく解説していきます。
リアル相場とは違って時間とお金の概念がない
検証ソフトとリアル相場の違いは、時間とお金の概念がないことです。
デモ口座と同じ仮想の通貨で取引し、チャートを早送りすることができます。
この2点はトレードにおいて非常に厄介で、感情をゆさぶってくるものです。
実際にトレードすると。この2点があるかないかでどれくらい違うかがわかります。感情的になってしまうと、早く利確してしまったり、損切を避けてしまったりします。
それを避けるために体に覚えさせるので、無意識レベルでできるようになるまで検証ソフトで過去検証しましょう。
有料な検証ソフトが多い
先ほども説明した通り、検証ソフトは無料のものもありますが、スペックが低く使いにくいです。
有料のものが多く、結構高いので、買うのをためらう人もいます。
スポーツを上手くなろうと思っているのに、練習するためのグッズを購入したり、クラブやスクールに通うのは当然ですよね。
トレードも同じことです。トレードが上手くなりたいなら、検証ソフトを購入して、検証ソフトを使って真剣に練習して下さい。
【FX】検証ソフトで過去検証のやり方
検証ソフトを使った過去検証のやり方を紹介します。
過去検証の方法
- トレード手法(ルール)を作る
- 作った手法を使って過去相場で取引する
- できるだけ長い期間検証して、統計データを出す
どうなったらエントリーするか、エントリーしたらどこで利確、損切するか、どんなタイミングでトレールするか、明確な手法を作って下さい。
できるだけ長期間作った手法で早送りしながらトレードして下さい。
指値、逆指値を入れ、できるだけリアル相場でトレードしていると思って真剣にやってみて下さい。
トレード手法がないのであれば、私が実際に使っているトレード手法で検証してみて下さい。
「実際に私が使っているトレード手法FOR」
私のトレード手法を使って、過去検証している動画もありますので、こちらからどうぞ。
期間は?どれくらいやれば良いの?
過去検証する期間は無期限です。
勝てる様になるまでずっと続けて下さい。私は今でも毎日していますし、色々な通貨ペアを何年分もやっています。
最初の目標としては仮想の口座資金を10倍~100倍くらいになるまで続けてみましょう。
ただし、資金を増やすことが目標ではなく、トレード手法が通用するかどうか、手法を身につけることが目標なので、そこを勘違いしてテキトーに過去検証しないようにして下さい。
もし資金が全然増えないのであれば、手法に問題があるということなので、手法を改善しましょう。
手法に問題があるということがわかっただけでも大きな収穫なので、検証→改善を続けてより優位性の高い手法を確率して下さい。
やり方次第ではあまり意味がない
検証ソフトを使った過去検証ですが、テキトーに続けていても全く意味はありません。
決めた手法通りにトレードすることに集中して下さい。
【FX】検証ソフトで過去検証して何(データ)を得るか
検証ソフトを使うことで手法のデータを得ることができます。
ある検証ソフトでは次のようなデータを残してくれます。
- 平均利益
- 平均損失
- 勝率
- 連続負け
- 連続勝ち
- 最大ドローダウン
- プロフィットファクター
- 経過日
- 利率
- 月の勝トレード
- 月の負けトレード
自分のトレード手法の勝率や連続勝敗数、リスクリワードなど知らないのはあり得ません。
なんとなくトレードしているのと同じです。
おすすめの検証ソフトと選び方
運営者のおすすめはForex Tester5(FT5)という検証ソフトです。
多くのトレーダーが使っていて、私も愛用している検証ソフトとなっていますMT4と仕様が似ていて使いやすく、上記のデータも残せます。
まとめ
- 検証ソフトは過去のチャートで取引して練習するもの
- 自分の手法が通用するか、手法のデータを知るため
- 検証ソフトで過去検証することはFXで勝つために必要不可欠
皆さんが検証ソフトを使って過去検証して、上手く資金を増やせていけることを願っています。
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