- FXのトレード記録の付け方は?
- トレード日記を書く理由は?
- どんなトレードノートの書き方がおすすめ?
このような疑問が解決できる記事となっています。私のトレード記録の付け方、記録している理由、項目、記録した後どうしているかを初心者にも分かりやすく解説します。
【FX】トレード日誌・トレード記録(ノート)とは?
トレード記録とは何なのか、どうして記録した方が良いのか分かりやすく解説していきます。
トレード記録?日記?日誌?
どんな風にトレードしたかを記録しておくことをトレード記録、トレード日記、日誌、トレードノートとか言ったりします。
トレード記録を取ることは、トレードスキルを上達するためには必要なことです。
なぜ記録をつけるのか、どんな記録を付ければ良いのか、そこからどのようにしてトレードスキルを伸ばせばよいのかを分かりやすく解説していきます。
トレード記録を付ける理由はアウトプット
トレード記録を付ける理由は、トレードスキルを上げるためですが、どうして記録を取ることでスキルが上がるのでしょうか。
トレード記録を取ると、トレードしている自分を客観的に見ることができ、どのような行動が良くて、何が良くなかったのかを明確にできます。
また、自分の勝ちパターンや負けパターンを知ること、自分がどのような傾向があるトレーダーなのかを教えてくれます。
自分を分析するためのデータと思ってもらえれば良いと思います。
【FX】おすすめのトレード記録(ノート)の書き方
何にトレード記録を付けているか
トレード記録をノートに手書きでつけている人がいるみたいですね。手書きの方が効果が高いとか高くないとか。
手書きは手書きで良いと思いますが、チャート画像があった方が良いです。
チャート画像が後から見返せることで、その時の状況や精神状態を振り返りやすくなります。
文字だけだと反省や改善がしにくいのもありますし、チャート画像を見ることによって、そのパターンを深く落とし込むことができると考えています。
エクセルでもブログでもなんでも良いとは思いますが、チャート画像を用意できる環境であることをおすすめします。
- エクセル(スプレッドシート)
- ブログ
- SNS
- Evernote
- ノート(手書き)
- ファイル
- ソフト・アプリ
- 録画
よくトレード記録い使われているのはこんなところです。
何に記録するかこだわるより、記録を続けることを優先して下さい。後で自分で見てわかれば何でも良いです。
おすすめは?
後で見返しやすく、より細かく書くことができるのが良いと思います。
個人的におすすめなのは録画です。トレードを全て録画して、エントリー根拠や決済根拠、精神状態なども音声として入れます。
他の記録方法ではその時の相場の状況に対して自分の精神状態や心理が記録として残しにくいので、そういった面で録画がおすすめです。
データとして分析したいのであれば、エクセルやスプレッドシートにして、自分の傾向を分析しても良いでしょう。
記録する内容・項目
- 日時・曜日
- エントリー時間と価格
- 決済時間と価格
- ポジションの保有時間
- ロング(買い)かショート(売り)か
- 通貨ペア
- ロット数
- ポジション数
- 利益、損益
- エントリー根拠
- 決済根拠
- 反省、改善点
- 含み損、含み益の時間
- トレードしていた時間帯
- 勝敗
- チャート画像
日時や曜日
何月何日何曜日のトレードかを記録します。
いつのトレードかがわかれば過去のチャートを遡って確認することができます。
エントリー時間・決済時間・ポジション保有時間・時間帯
エントリーした時間、決済した時間、ポジションを保有していた時間、トレードした時間帯は記録しておきましょう。
特にポジション保有時間や時間帯はデータとして自分の傾向がわかります。
含み益や含み損がどの程度の時間だったのか記録できると尚良いです。
含み損の時間が長い時と含み益の時間が長い時では精神状態が全然違うからです。
ロングかショートか
自分が買いが多いか、売りが多いのか、どっちが勝率が高くて、どっちが得意なのかはデータにしないと分からない部分なので記録に残しておきましょう。
ロングかショート以外にも、曜日や時間帯、などのデータからも自分の傾向がわかります。
エントリー・決済根拠
どんな理由でトレードをして、どんな理由で手仕舞ったのかは記録しておきましょう。
どんなパターンの時にどんな行動をしやすいかという傾向がわかりますし、シナリオ通りのトレードができているのかが確認できます。
ポジション数・ロット数
ポジション数やロット数については資金管理がしっかりとできているかどうかを確認することができます。
もしできていないのであれば、どのような状況の時なのか、どんな相場の時なのかを知ることで、次回から回避するように行動することも可能です。
チャート画像
チャート画像は監視している全ての時間軸を残しておくことをおすすめします。
チャート画像に直接文字や線、印など書いても良いでしょう。
決済後のチャート画像を記録しておくのもおすすめです。決済してからどのような値動きをしたのかで、利益を伸ばしやすいパターンと伸ばしにくいパターンを分析することができます。
後で見てどんなトレードだったのかわかるように記録します。損切や利確した時の感情や思ったことを書くのはおすすめです。
トレード記録をつけるタイミング
私は毎トレード後すぐにつけるようにしています。
記録を後回しにしてしまうと、その時の感情は忘れてしまう可能性もありますし、トレード後は冷静でいられなくなることもあるので、まずは記録することを心掛けています。
それができていない時はメンタル的に良くない状態だと思っています。その瞬間感じたことや状況を書くことも大事なので、どんなトレードか忘れていなかったとしてもすぐに記録は付けるべきだと思っています。
これを習慣にしてしまうとそんなに苦ではなくなりますよ。
トレード記録で何を得られるのか
- しょうもないトレードが減る
- 自分の負けパターン勝ちパターンを知ることができる
- 自分の傾向がわかる
- 精神状態
とにかく自分のトレードと向き合うことができます。それをしない限りFXで勝ち続けることは難しいと思います。
めんどくさいと最初は思ってしまいますが、後でやって良かったと思うはずです。
MT4
MT4では設定した日時の期間のデータを抽出してくれます。
口座履歴→右クリック→詳細レポート
買いと売りの比率や勝率、最大ドローダウン、連勝、連敗などが一目でわかります。
かなり便利なのでMT4を使っている人は活用してみて下さい。
FXのトレード記録を付けた後にするべきこと
トレード記録を使って反省会
私は記録したトレードの反省を毎日しています。その日のトレードの反省会は次の日の朝にします。
土日のどちらかでその週の全てのトレードの反省会をし、月末には1か月の反省をします。
最初はその日トレードはその日の夜にやっていたのですが、ヘトヘトになってからの反省はあまり効率や生産性が良くないと感じたので、次の日の朝チャート分析を始める前に前日のトレードの反省会をするようにしました。
前日の反省をしてからチャート分析をするので、私的には良い流れだと思っています。
そのやり方は自由だと思いますが、トレード記録の反省や分析をしなければ、記録を取っている意味がなくなってしまいます。
頻度はどのくらいでも良いと思いますが、必ず反省会は設けるようにすることをおすすめします。
トレード記録の反省会の内容
上手くできた所、改善すべきところを挙げます。
- 損切
- 利確
- エントリー
- トレール
- ロット
- ポジション数
- チャート分析
- シナリオ
- 環境認識
上手くできた所は次回もそれを意識してトレードします。
上手くできなかった所はどうすれば良かったのか、どうしてそういう行動をしてしまったのか、そういう行動をしないようにするにはどうしたら良いかを考えます。
【FX】トレード記録(ノート)を付ける時の注意点
トレード記録をつけて満足しない
トレード記録をつけるだけで満足してしまい、何の反省もしていないと意味がありません。
ただノートに書いてインプットしているだけで、アウトプットしないと時間の無駄になってしまいます。
そうならないためにも反省会をし、1つ1つのトレードを見直す時間も勝ち続けるためには必要ですよ。
そしてその流れを続けることです。続けるのは難しく、成果が出ないとやめてしまう人も多いでしょう。
習慣になるまではなんとか続けて、自分のルーティンにしましょう。
記録をつけることを続ける
記録をつけるのがしんどい時もあるでしょう。
ただトレードで勝てないことの方がしんどいはずです。それが嫌ならトレード記録を付け続け、反省と改善を繰り返しましょう。
記録をとる目的はFXで勝つこと
記録をとるのが目標になってしまってはいけません。目的はFXで成功することですよね。
そのために記録をして、その記録を使って反省を繰り返し、少しずつ改善していくしか道はありません。
ただの自己満足に終わらないようにトレード記録を上手く活用しましょう。
まとめ
- トレード記録はFXで勝つため
- 一番おすすめは録画
- 後で見てわかるように
- 記録→分析・反省→改善
皆さんがトレード記録を取って、上手く資金を増やせていけることを願っています。
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