トレードルールの作り方と守る方法【具体例も紹介】

  • FXのトレードルールの作り方は?
  • トレードルールって必要なの?
  • トレードルールを守る方法は?

このような疑問が解決できる記事となっています。FXにおけるトレードルールの作り方や作る時のコツ、トレードルールを守る方法について、初心者にも分かりやすく解説します。

 

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【FX】勝つためにトレードルールは必要?

トレードルールとは何なのか、必要なものなのかを分かりやすく解説していきます。

 

 

トレードルールとは?

FXにおけるトレードルールとは、自分のトレードのやり方です。

トレーダーは自分のトレードルールを基準にエントリーや決済をします。トレードルールはFXで勝つために必要なものなのでしょうか。

 

 

トレードルールはFXで勝つために絶対に必須

FX相場では禁止行為以外何をやってもOKです。トレードに決まったやり方は存在しなく、勝てるならどんな取引方法をしても良いのが相場です。

逆に言えば法律や規則がないので、自由過ぎる場とも言えます。

 

自由だからといって、その場限りの思い付きのトレードをすると、人はプロスペクト理論通りの行動をして負ける様にできています。

なのでトレードルールを自分で作って、それを守らないとFXでは勝てないでしょう。

「プロスペクト理論の基本と克復方法」

 

 

【FX】トレードルールの作り方

トレードルールを作るには次のようなことを決めます。

  • エントリータイミング(トレード手法)
  • 損切
  • 利確
  • リスクリワード
  • ナンピン・分割エントリ-
  • ポジション数
  • 通貨ペア
  • 時間帯
  • 時間足
  • 資金管理
  • メンタル管理

しっかりとルールを決めておくことで、トレードに軸ができて、間違ったトレードをしているかどうかを認識することができます。

1つ1つの項目をどのように決めていったら良いか解説していきます。

 

 

トレード手法についてのルール

トレード手法に関するルールは売買する際に必要なもので、どんな場面でどんな値動きの時に取引するかをあらかじめ決めておきます。

 

エントリータイミング

エントリーする根拠や売買シグナルを決めておくと、どんな時にエントリーすれば良いかが明白になります。

エントリーのルールを決めないと、全てがチャンスに見えてしまって、テキトーなところでエントリーしてしまい、損切や利確もテキトーになって、その場限りのトレードばかりになってしまいます。

 

そんなことをしていてはプロスペクト理論通りの行動をしてしまうので、勝てる訳がありません。

どんな相場でどんなチャートの時に売買するかを決めておきましょう。

次のようなテクニカル指標を根拠にして、トレードルールに組み込むと良いと思います。

この記事の後半でトレードルールの例を作りましたので、そちらを参考にしてみて下さい。

 

 

ナンピン・分割エントリー

ナンピン、分割エントリーは、どこでエントリーするかということでもあるので、あらかじめ1発のポジションでエントリーするか、複数のポジションでエントリーするのかを決めておく必要があります。

価格帯でエントリーしたいのであれば、分割エントリーをトレードルールに組み込み、どんなタイミングでナンピンするのかを決めておきます。

  • テクニカル的にこうなったらポジションを追加
  • 一定の値幅内の中で均等にエントリー
  • ラインぴったりでエントリー

テキトーなナンピンは口座をとかす大きな要因になりやすいので、絶対にルールを決めておきましょう。

 

 

時間軸

どの時間軸で環境認識して、どの時間軸でエントリータイミングを測るのかなどのルールは決めておく必要があります。

全ての時間足を監視すると、情報を処理できなくなり、結局どの時間足を重視して良いのかわからなくなります。

 

そうならないように、監視する時間軸を決めます。決めた時間軸だけを監視して、トレードを行います。

時間足だけではなく、判断基準は少なければ少ないほど良いです。判断基準が多すぎると、どれを基準にトレードして良いのかわからなくなりますし、反省や改善もしにくくなります。

例えば、上位足は日足以上、下位足は30分足、5分足など。

 

 

決済についてのルール

エントリーしたら決済しないとトレードは終われないので、決済のルールを決めておきます。

 

損切ライン

損切はFXで勝つために必要不可欠なものです。損切をしないと損失が大きくなって、大きなドローダウンをしてしまい、相場から退場させられます。

そうならないようにどうなったら損切するか、損切ルールを決めておく必要があります。

  • 自分の思惑と違った値動きをしたら損切
  • ライン実体で超えたら損切
  • サポレジ転換したら損切
  • 逆指値は必ず入れる

 

 

利確ライン

利確のルールも決めておくべきでしょう。ルールがないと早く利益を確定したくなってしまうからです。

そうならないために利確ルールを決めておく必要があります。

  • 直近の高安で利確
  • 直近の抵抗帯で利確
  • 期待値が低くなったら利確

 

 

トレール

含み益が出たら、ロスカットラインをずらしてトレールすることができます。

テキトーなタイミングや位置でトレールすると、すぐにトレールに引っかかってしまい、利益を伸ばすことができず、微利益で終わることが多くなってしまいます。

 

そうならないためにトレールのルールを決めておきます

  • 含み益が○○でトレール
  • 有利な方にサポレジができたらトレール
  • その時のボラティリティに合わせてトレーリングストップ

 

 

監視通貨ペアについてのルール

取引する通貨ペアの種類はあらかじめ決めておきましょう。監視通貨ペアが多すぎると、情報が処理できず、ごちゃごちゃになります。

たくさんのチャートを見ることになるので、全てがチャンスに見えてしまい、ポジポジ病になりやすいです。

そうならないように取引する通貨ペアは決めておきます。

  • トレードスタイルによって監視する通貨ペアの種類を決める
  • 自分の得意な通貨ペアのみを取引する
  • 相関、逆相関する通貨ペアを取引する

 

 

トレードする時間帯についてのルール

トレードする時間帯を決めておくと、自分のリズムを作り出すことができます。

相場は時間帯によって動き方が違ってきます。動きやすい時間帯もあれば、ほとんど動かない時間帯、高値や安値を更新しやすい時間帯など色々です。

自分の取引スタイル、生活スタイルに合った時間帯のみでトレードすることで、優位性の高い取引ができます。

  • 東京市場は静観
  • ロンドン市場からトレード開始
  • ニューヨーク市場の終わりでは取引しない

 

 

資金管理についてのルール

FXでは資金管理が徹底できていないと勝つことは不可能です。資金管理のルールは絶対に決めておきましょう。

 

1回のトレードの最大損失額

1回のトレードの最大損失額を決めておきましょう。

許容損失額を決めておかないと、無限ナンピンしてしまったり、泣きたく案るほどの損失を背負うことになるからです。

 

口座資金の何%か決めておきましょう。

1回のトレードの最大損失額を決めたら、1日の最大損失額も決めて、それを超えた時はトレードしないようにしましょう。

たいてい取り返したくなって、無茶苦茶なトレードをして損を増やしてしまうからです。

  • 1回のトレードの最大損失額は口座資金の2%
  • 1日の最大損失額は口座資金の10%

 

 

ロット数やレバレッジ

許容損失額が決まったら、ロット数やレバレッジをどの程度にすれば良いかがわかってきます。

分割エントリーするなら最大ロット数を分割してエントリーします。

 

資金管理はこれ以外にも色々あります。

 

 

メンタル管理についてのルール

FXで最も重要なのはメンタル管理です。

メンタルはトレードの色々な場面で揺さぶられます。できるだけ安定したメンタルを保つためのルールを決めておくことで、メンタルを崩壊させないようにすることができます。

  • 損切の後はロットを小さくする
  • 含み益から損切になるのは避けたいから、トレールする
  • 損切になっても精神に負担のないロットでトレールする

 

 

【FX】トレードルールを作る時のコツ

トレードルールを作る時にこうしたら良いというものをいくつか紹介します。

 

わかりやすくシンプルに

トレードルールは分かりやすい方が良いです。

トレードルールを複雑にし過ぎると、どんなルールだったかを把握すること自体が難しいですし、それを守るのも厳しいです。

誰にでも簡単に説明できるようなトレードルールで、シンプルであればあるほど良いと思います。

 

 

無理のない自分に合ったルール

どんなトレードルールでも良いという訳ではなく、自分の性格ライフスタイルトレードスタイルに合ったトレードルールにしましょう。

自分に合っていないと、ルールを守り続けることはできませんので、作る意味がありません。

 

他人のやり方と自分のやり方は全く別物なので、自分のやり方に合わせたトレードルールでなければいけません。

つまりトレードルールを作るのは絶対に自分しかできないということです。

 

 

【FX】トレードルールを守る方法

トレードルールを決めたとしても守れなかったら何の意味もありません。

でも自分で決めたルールを守るのは非常に難しいです。だからダイエットや禁煙、禁酒は難しいですよね。

 

なぜなら法律のようにルールを破っても罰則がなく、誰にも怒られることはないからです。

何をしたらトレードルールを守ることができるのか紹介します。

 

検証を繰り返す

検証を繰り返すと、そのやり方が自分の中に落とし込まれます。何度も何度も同じことをすることで、完全に自分のものになります。

FT5などの検証ソフトをとにかく回して、トレードルールを自分のものにします。そうすることで、リアルトレードでも同じように行動できるようになります

 

検証をすると、平均損失額や平均利益額、リスクリワード、勝率などのデータの統計を知ることができるので、自分のトレードの傾向がわかります。

それがわかっていれば、トレードが想定内か想定外か、ルールを守っているかどうかが感覚的にわかるようになります。

 

検証ソフトなどで自分のトレードの検証をすることで、トレードルールを習慣化して、当たり前のように守ることができるようになります。

 

最もメジャーな検証ソフトは「FT5」です。多くのトレーダーに使われていて、私も愛用しています。

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人の監視下でトレードする

人はルールを守れません。

でも人の監視下であれば、ある程度守ることはできます。

 

法律、会社や学校のルールはある程度は守れますよね?でも自分が決めたルールは守ることを続けることはとても難しいです。

例えば、ダイエットしたいと思って太るものは食べないとか、運動を1日1回するとかルールを決めていても、いつの間にか食べ過ぎていたり、運動をさぼっていたり。

 

1日1時間は勉強するとか、読書をするとか決めていてもさぼってしまって、いつのまにかそのルールすら覚えていないみたいなこともありますよね。

でも人の監視下にいると人は守ろうとします。ライザップではスタッフが監視下にいます。

 

だからダイエットが高確率で成功するんですよね。

トレードで成功したいなら自分を誰かの監視下に置いてみましょう。

 

 

トレードルールを作っても守らなければ意味はない

トレードルールを作っても守ることができなければ、テキトーにトレードしているのと変わりありません。

テキトーにトレードしていれば、プロスペクト理論通りに行動するのでFXで勝ち続けることはありません。

ルールを作った後は、どのようにしたらルールを守ることができるのか、なぜそのルールが重要なのかを考えるようにしましょう。

 

 

【FX】トレードルールの具体例

1つトレードルールの例を紹介します。私が使っているものではないので、あくまで参考程度に。

  • 4時間足の短期MAで方向感を確認し、15分75MAにタッチでエントリー
  • 利確は直近の高安、損切は利確幅と同じ(リスクリワード1:1)
  • トレールはしない
  • ナンピンはしない
  • 1回のトレードの最大損失額は口座資金の5%
  • 1日の最大ドローダウンは20%
  • 取引する通貨ペアはドル/円とゴールドのみ
  • トレードする時間帯はニューヨーク市場のみ

こんな感じです。

手法に関しては、もう少し具体的で良いと思います。

トレード方法は人によって違うので、トレードルールも人によって違います。自分に合ったトレードルールを作りましょう。

 

 

【FX】私のトレード手法のルールを公開

 

 

まとめ

  • トレードルールは自分に合ったものを
  • 守らなければ全く意味がない
  • シンプルでわかりやすく

皆さんがトレードルールを作って、上手く資金を増やせていけることを願っています。

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