- FXで失敗しやすい人の特徴とは?
- 失敗する原因は?
- 失敗するとどうなるの?
このような疑問が解決できる記事となっています。FXで失敗する人の特徴や原因について初心者にもわかりやすく解説します。
FXで失敗する人の特徴と原因
他力本願な人
自分でどうにかしようと思わずに、誰かに頼ることばかりを考えて行動する人はFXで失敗するでしょう。
ミラートレードする人
最近はYouTubeや配信サービス、コミュニティ内でFXトレードをライブ配信している人が増えました。
勝っているトレーダーと同じポジションを持って、利益をあげます。
そのトレーダーが勝っている間は同じように勝てる様になるかもしれませんが、そのトレーダーが負け始めたり、その人の前からいなくなった時に何も成長していないことに気づくことになります。
スタートラインと変わらない位置で、またミラートレードする相手を探すのでしょう。
そんな他力本願な人がFXで成功するはずがありません。
自分で調べない人
- 「口座のログインができません。教えて下さい。」
- 「MT4で売買する時はどのようにしたらいいんですか。」
このような質問をたまに受けることがあります。
この程度のことはネットで調べれば簡単に出てきますが、それを伝えると、「私調べるの苦手なんで。」という人が多いです。
質問内容でその人がどのようなことを考えてしてきているのかわかります。
情報は平等に与えられているはずなのに、その情報を上手く収集できない人がいます。
そのような人はFXに限らず何をしても上手くいかないことが多いでしょう。
感情的になる人
FXでトレードをしていると、感情的になってしまうことがあります。
どのような感情が出る人が失敗しやすいのでしょうか。
お金を失いたくない人
FXでは損切しないとどんどん含み損が膨らんでいき、証拠金維持率が低くなると強制ロスカットになってしまいます。
なので損切を早くすることが、大きな損失を出さないようにするコツです。
しかし、人はプロスペクト理論的にも損を回避したがる生き物で、これは本能なので仕方ないことです。
かといって損切がしたくないと含み損のポジションを塩漬けしていると、最終的には大きなドローダウンをして、メンタルが崩れて口座資金を溶かしてしまいます。
そうならないように早めの損切をしていくしかありません。
なのでお金を失いたくないという感情が強い人はFXで成功することが難しいでしょう。
損失を取り返そうとする人
トレードで損失を出してしまうと、それを取り返したくなります。
取り返したいからトレードをすると、たいてい上手くいかない事が多いです。例え上手くいって取り返せたとしても、いずれ大きな損失を出すことになるでしょう。
取り返したい気持ちになるのはわかりますが、その衝動でいつも通りのトレードができなくなる人は失敗するでしょう。
取り返したい気持ちになったとしても、取り返すことを一番にせずに、上手くトレードすることだけを考えられる人は、自然と損失を取り返せるようになっています。
心配になる人
多くの人は含み益が出たら利益がなくなるのがイヤで、目標より早くに利益を確定してしまいます。
これもプロスペクト理論通りの行動です。
利益は早く確定し、損失は回避してしまうのが人間です。
でもその本能通りに行動してしまうと、FXでは失敗することは誰でも理解できるはずです。利益は小さく、損失は大きい訳ですから。損大利小ですね。
なので利益が出ても、自分のシナリオを信じ切って、心配にならなずに自信のある人は成功しやすいです。
戻ってくるだろうと思う人
含み損を抱えた時に、しばらくしたらエントリー位置まで戻ってくるだろうと考えてしまう人はFXで失敗するでしょう。
要するにこのタイプの人は、自分が思った方向と違う方向に価格が伸びた場合、損切しないで塩漬けにします。
相場のほとんどはレンジなので、戻ってくることも多いですが、信じられないほど強いトレンドが出ることがあります。
1日に10円(1000pips)とか動くこともあります。
そうなった時にコツコツ貯めてきた資金を全て吐き出すことになります。
戻ってくるだろうとは考えずに、自分の思惑と違ったら即損切くらいの気持ちでいる方が良いと思います。
本気じゃない人
「お小遣い稼ぎ」「副業で少し稼ぎたい」みたいな感覚でFXをしている人は失敗するでしょう。
FXでは9割以上が勝てないと言われています。そのデータが本当がどうかは知りませんが、恐らく当たっています。
人の性質上、FXは勝てないようにできていて、ちょっと努力したくらいで勝てる様になるものではありません。
プロのスポーツ選手になるくらいに思っておくと良いと思います。それくらい本気の気持ちがないと勝てる様にはなりません。
中途半端な気持ちでやってもお金を払うだけになるので、そのような人たちはFXでは失敗します。
心が折れやすく、すぐに挫折する人
上手くいかないとすぐにやめてしまう人はFXでも失敗するでしょう。
謎の自信で上手くいくと思い込み、上手くいかないとすぐにやめて、挫折を繰り返す人は何をやっても上手くいかないでしょうし、FXでは特に上手くいきません。
FXを続けていけば、必ず上手くいかない時があるので、その時に多くの資金を失うことになります。
そこで反省して改善する気持ちがなければ続けることはできません。ゲームでも同じですよね。
ゲームを始めたはいいものの、難しくて勝てる様にならないのでやめてしまうみたいな。それと同じです。
FXはどのゲームよりも難しいので、少し難しいくらいのゲームで挫折してしまうくらいなら、FXをやっても同じで、失敗するでしょうね。
余裕資金以外のお金でトレードする人
FXは生活費とか、大事なお金以外の資金で行うことを推奨されています。
理由はなくなったらダメなお金でトレードすると、それを失った時のことを考えて不安や恐怖を感じやすくなったり、損することを回避したくなるからです。
要するにトレードで大事な判断をする際に余計な感情が生まれやすくなって、正しい判断ができなくなる可能性が高くなります。
仮にそのお金を失った時は、メンタルは崩壊、プライベートも崩壊で、最悪のケースになります。
そうならないためにFXは余剰資金で行います。それができない人は失敗するでしょう。
ちなみに私は触ってはいけないお金でトレードして、全て溶かした経験があり、その時は地獄でしたね。ひどい場合、自己破産、借金をする人もいます。
自分のキャパを超えてトレードしてしまう人
自分の器以上のお金をかけて取引すると、FXでは失敗しやすいです。
自分の許容できるリスクは普段の自分のお金の価値観で、それ以上のリスクになると許容できなくなります。
自分に見合ったロット数、レバレッジで取引しないと、リスクを許容できなくなり、損切するのが難しくなって、大きな損失をだすことになります。
そうならないために資金管理を徹底し、自分の器に見合ったロットやレバレッジでトレードする必要があります。
お金ばかりに気を取られている人
お金ばかりに気を取られる人はFXでは失敗してしまいます。FXを始める理由は、ほとんどはお金が欲しいからだと思います。
でもお金に執着すればするほど勝てないようにできています。それはプロスペクト理論の通りです。
プロのスポーツ選手も同じでしょう。お金が欲しくて始めたとしても、結局稼いでいるプロのスポーツ選手は自分のスキルアップだけを考えているはずです。
トレーダーも同じで、最終的にはトレードスキルだけにフォーカスすることで、後からお金がついてくるようになります。
お金が欲しくて始めるのは良いのですが、続けていくうちに上手くトレードすることだけに力を入れるようにしましょう。
リスクを考えない人
FXでは様々なリスクが存在します。自分ではどうしようもないリスク、自分でコントロールできるリスクなどあります。
避けることができるリスクであれば、それに備えてリスク管理しておくべきです。
リスク管理できないと、全てを失う可能性もありますし、そうなった時にFXを続けることができなくなることも考えられます。
そのためにどのようなリスクがあって、どのような対策をすれば良いかを知っておきましょう。
FXで失敗する理由のほとんどは「メンタル」
FXで失敗するほとんどの理由は精神的なことです。
- 損を回避したくて損切できない→大きな損失
- 利益を早く確保したくて早い利確→いつも小さい利益
- もっと儲けたい→ポジポジ病
- 損失を取り返したい→いつもと違うトレードをする
自分がどのような行動パターンの時にメンタルが崩れやすいか、どのような時にメンタルが安定しているかを知ることでこれらを回避することが可能です。
チャートの分析も良いですが、自己分析も大事ですよ。
まとめ
- FXではほとんどの人が失敗するもの
- 失敗から学んで、次に生かす
- それを繰り返す以外FXで成功することはできない
皆さんがFXで失敗しやすい人の特徴を知り、上手く資金を増やせていけることを願っています。
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