チャートパターンの種類一覧【画像で解説】

  • チャートパターンってどんな種類があるの?
  • どんな形?
  • チャートパターンはどんな心理が働いてるの?

このような疑問を解決できる記事となっています。

チャートパターンの種類や使い方、トレード手法などを、実際のチャート画像を使って説明していきます。

 

 

【この記事を書いているYaniの実績】

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【FX】チャートパターンとは?

チャートパターンとは

チャートパターンとは1本のローソク足の形で分析するのではなく、ローソク足の並びを図形のような形で見て分析するものです。

プライスアクションはローソク足1本や数本のローソク足で判断しますが、チャートパターンはチャートローソク足を細かく捉えるのではなく、絵として扱う感じです。

 

チャートパターンは大きく分けて3種類

チャートパターンは大きく分けて3種類あります。

  • トレンド転換で出現しやすいチャートパターン
  • レンジ相場で出現しやすいチャートパターン
  • トレンドで出現しやすいチャートパターン

チャートパターン別に、どこでどんな時に出現しやすいかは重要です。

出現しやすいポイントが分かっていないと、チャートパターンの優位性を活かすことができないこともあるので覚えておきましょう。

 

チャートパターンの使い方

チャートパターンを知っていても、具体的にどこで取引すれば良いのか分からなければ意味がありませんよね。

このチャートパターンだと、ここでトレードすれば優位性があると知っておけば、チャートパターン出現時にトレード戦略を立てることができます。

あくまでチャートパターンはテクニカル分析の1つであり、その形になる可能性が高いというだけなので、それを前提にトレードの計画や準備をしていかなければなりません。

 

チャートパターンはどんな心理でできているの

チャートパターンができる理由は、大衆の心理がそのような形を作り上げているからです。

簡単に言うと自然現象です。エリオット波動理論やダウ理論、グランビルの法則と同じように、作ろうとして作られているのではなく、自然と作られてしまうのがチャートパターンです。

 

人の意識が作り上げていっていると言いますか、まあ相場の原理原則と思ってもらえれば良いです。

ただ、テクニカル分析の全てにおいて言えることですが、チャートパターン通りにならないこともあるのは当たり前なので、それを踏まえた上でトレード戦略を立てていかなければいけません。

 

FXのチャートパターンの種類一覧

チャートパターンの種類一覧

天井圏・底値圏で見られるトレンド転換のチャートパターンの種類

天井圏、大底圏で出現しやすいチャートパターンをいくつか紹介していきます。

 

ダブルトップ・ダブルボトム

相対的に天井や上の方に位置する時にダブルトップ、大底や下の方に位置する時にダブルボトムが形成されることがあります。

ダブルトップは「M」の形で、ダブルボトムは「W」の形をしています。実際にダブルボトム、ダブルトップが出た時のチャートです。

チャートパターンダブルトップ

ダブルトップ

チャートパターンダブルボトム

ダブルボトム

綺麗な形の時もありますが、少し崩れた形になる時もあります。そこは抽象化して見て下さい。

最初につけた高安をもう一度試しに行って、そこで再度売買されてできるチャートパターンです。

 

天井圏でダブルトップが出て、ネックラインをブレイクすればそのまま下がっていく可能性が高い、というのが教科書的な知識として覚えておいて下さい。

ネックラインの上の値幅程度下がると考えることもできます。ネックラインから買ってきた人たちの損切という考え方ですね。

 

逆にダブルボトムは大底圏で出て、ネックラインを割れば上昇していく傾向があります。

ネックラインとは「M」の真ん中のところです。

ダブルトップ、ダブルボトムでトレードするのであれば、1つ目の高安(左の山or谷)にラインを引いて、もう一度そのラインまで到達したら売買、それを超えたら損切というのはよくあるやり方ではないでしょうか。

利確はネックライン、損切はネックラインまでの値幅の半分など。やり方は色々あります。

 

ダブルトップを使ったトレード手法やダブルボトムの詳しい情報はこちらの記事にまとめています。

 

トリプルトップ・トリプルボトム

ダブルトップ、ダブルボトムの1つ増えたものです。

チャートパターントリプルトップ

トリプルトップ

チャートパターントリプルボトム

トリプルボトム

何度も同じラインを試してますよね。何度も同じラインや価格帯を意識して反発されていると、それを抜けた時は強く動きます。

 

ダブルトップ、ダブルボトム、トリプルトップ、トリプルボトムどちらにも言えることですが、ネックラインを抜けたら一度ネックラインまで戻って来ることが多いです。

その戻りを待ってからエントリーするのも良し、ダブルシリーズと同じように、高安のラインに来たら売買でも良いと思います。

ダブルトップ、ダブルボトムが作られる心理は、トップやボトムが意識されていて、そこで再度売買してくる人がいることと、そこから更新を狙って売買する人が多くないからだと考えられます。

 

 

ヘッドアンドショルダー(三尊)

ヘッドアンドショルダー(三尊)、逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)はよく出現します。

名前の通り頭(ヘッド)と両肩(ショルダー)があるような形をしていて、三尊のネックラインは肩のところになっています。

チャートパターンヘッドアンドショルダー(三尊)

ヘッドアンドショルダー(三尊)

チャートパターン逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)

逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)

三尊の肩が切り下がっているか、切り上がっているかで、その後の値動きを予測することもできます。

あまりきれいな形ではない三尊もあるので、気付けないことも最初はあるかもしれません。

 

ヘッドアンドショルダーが作られる心理は、順調にトレンドができて更新していってたけど、戻しが強く(ヘッドの部分)、さらに更新できなくなり(右肩の部分)、これ以上の更新は難しいと判断した人たちの売りと、買った人たちの損切でネックラインを更新していくといった感じでしょうか。

 

ヘッドアンドショルダーを使ったトレード手法や逆三尊の詳しい情報はこちらの記事にまとめています。

 

上昇ウェッジ・下降ウェッジ

ウェッジはトレンドの転換点などで出現し、レジスタンスラインよりもサポートラインが急になります。

チャートパターン上昇ウェッジ

上昇ウェッジ

チャートパターン下降ウェッジ

下降ウェッジ

要するに新値の更新幅はなくなってきているけど、上昇ウェッジの場合は安値切り上げ(下降ウェッジの場合は高値切り下げ)ます。

三角保ち合いの角度がついているチャートパターンと思っても良いかもしれませんね。

 

トレンドの終わりで出現しやすいですが、そのままトレンド継続もありますので注意。ウェッジを使った手法や詳細はこちらの記事にまとめました。

 

ソーサートップ・ソーサーボトム

ソーサートップ、ボトムは、よくU字のアーチとか言われます。ゆったりとしたアーチ状の橋のような形のチャートパターンです。

上に上昇していきそうだけど、上がってきた感じで下がっていく、みたいなチャートパターンがソーサートップです。

チャートパターンソーサートップ

ソーサートップ

チャートパターンソーサーボトム

ソーサーボトム

切り下げて(切り上げて)いきそうだけど、更新せずに同じくらいの時間をかけて戻っていきます。

ソーサーシリーズのネックラインはU字の内側にできる高安です。このソーサーボトムの画像の中央のヒゲがサインですね。

ここを切り上げ始めたら形が作られていきます。

 

ソーサートップ、ソーサーボトムが作られる心理は、更新ができないので、徐々に逆に更新していくみたいな感じでしょうか。

ソーサートップ(ボトム)を使った手法はこちらの記事にまとめました。

 

V字・A字

Vの形をしたチャートパターンです。一気に下落したと思ったら、同じ速度で上昇してVの形を形成します。A字はその逆です。

A字

V字

下がってきた(上がってきた)時間と同じくらいの時間をかけて戻すのが特徴です。一瞬で戻してしまうので、エントリーのタイミングが難しくなっています。

急速に回復するので、Vの下がっている途中で飛び乗りエントリーすると、いつの間にか逆に動いていて損切しなければならなくなるので注意が必要です。

 

V字、A字が作られる心理は、売買されやすい価格帯にきたからすぐに戻されたと考えることができます。

その価格帯や重要なサポレジを見極めることができれば、V字、A字をストレスなく取りにいくことができます。

 

 

カタカナの「レ」と「逆レ」

V字やA字に似ていますが、違うのは回復するのに時間がかかっているところです。

逆レ

レ字

VAは下げも上げも同じくらいのスピードですが、レはゆっくりと返ってきて急騰急落前水準まで戻らないことが多いです。

トレンドの最中に出現すると、更新していく場合もあります。

 

これらのチャートパターンはトレンドの転換点にも出現しやすいです。

教科書通りにトレードしていれば勝てる時もありますが、負ける時もあります。教科書的な知識を鵜呑みにしないで、その場その場の値動きに意識をしてトレードするようにしましょう。

 

 

レンジ相場で見られるチャートパターンの種類

レンジ(横ばい、もみ合い)相場でよく見られるチャートパターンをいくつか紹介します。

 

ボックス相場(レクタングル)

ボックスというチャートパターンは、いわゆるスタンダードな四角いレンジです。

高値も安値も更新せず切り揃えて、教科書的にはブレイクした方に伸びていくチャートパターンです。

チャートパターンボックス相場

ボックス相場

しばらく横ばいになったら、どちらかに大きく抜けていくための力を溜めていると考えて良いでしょう。

レンジ系のチャートパターンは横ばいの期間が長ければ長いほど、その後の動きが大きくなる可能性が高いです。

 

抜けたと思ってついて行って、それがダマしとなって逆方向に大きく動き出すことも多いです。

ボックスが作られる心理は、高安が更新されないので、上下限で売買する人が多いということではないでしょうか。

 

レンジ相場でのトレード手法や詳しい情報はこちらの記事にまとめています。

 

三角保ち合い(シンメトリカル・トライアングル)

レンジで出現しやすいのが三角保ち合いです。

ペナント、シンメトリカル・トライアングルなどとも呼ばれ、横に三角の形を作ります。高値は切り下げて、安値は切り上げ、その結果形三角の形になっていきます。

チャートパターン三角保ち合い(シンメトリカル・トライアングル)

三角保ち合い

引き方は簡単で、トレンドラインを上値にも、下値にも引けば完成です。

三角を抜けた後は割と大きく動きます。三角が来たら、これから大きく動くための力をためていると考えて良いと思います。

下に抜けたと思ったら、その後急上昇した、なんてこともあるので、抜けた方についていくのは安易な考えです。

 

FXの教科書はあまり使い物になりません。ただ、意識されるポイントを抑えることはできます。

心理としては、どちらにも行けずに投資家達の迷いが現われています

 

アセンディングトライアングル・ディセンディングトライアングル

三角保ち合いに似ていますが、どちらかのラインが切り揃えて水平になるのがアセンディング、ディセンディングトライアングルです。

チャートパターンディセンディングトライアングル

ディセンディングトライアングル

チャートパターンアセンディングトライアングル

アセンディングトライアングル

三角保ち合いは高値を切り下げ、安値を切り上げましたね。アセンディングトライアングルは安値が切り上げたら、高値は切り揃えます

ディセンディングトライアングルは高値が切り下がったら、安値は切り揃えます

 

教科書的に言うと、切り揃えて方向にブレイクしていくことが多いです。

こちらのディセンディングトライアングルのチャート画像は失敗パターンですね。

 

このチャートパターンが作られる心理は、更新したいけどその価格帯での売買が強く、でも逆の更新はできず、むしろ切り上げて(切り下げて)いくと、最終的には切り揃えたラインで売買していた人たちの損切でブレイクしていくといった感じでしょうか。

 

三角保ち合いやアセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルを使った手法や詳細はこちらの記事にまとめました。

 

ブロードニング・フォーメーション

ブロードニング・フォーメーションは三角持ち合いの逆の形で、高値を切り上げながら、安値も切り上げていくチャートパターンです。

チャートパターンブロードニング・フォーメーション

三角持ち合いやボックス相場などの他のレンジ相場と比べると出現頻度は低めで、取引しにくいチャートパターンなので注意が必要です。

 

 

トレンドで見られるチャートパターンの種類

トレンドやトレンドの終わり、押し目、戻り目などで見られやすいチャートパターンをいくつか紹介します。

 

上昇フラッグ・下降フラッグ

フラッグはトレンドの押し目や戻り目にあたるチャートパターンです。メインのトレンドに比べて小さい値幅のトレンドを作ります。

チャートパターン上昇フラッグ

上昇フラッグ

チャートパターン下降フラッグ

下降フラッグ

大きなトレンドを把握して、その中で小さなトレンドが出たらフラッグの可能性があります。そのチャネルラインをブレイクしたら、大きなトレンドの継続かもしれません。

押し目買い、戻り売りをするトレーダーには必須のチャートパターンですね。

 

フラッグを使った手法や詳細はこちらの記事にまとめました。

 

N波動(エリオット波動)

トレンドには波動があると言われています。それがNに見えるのでN波動とも言われます。

 

逆N波動

N波動

Nを少し斜めにした状態ですね。下落トレンドだと逆Nになります。トレンドが続くのであれば、またNが形成されます。

 

エリオット波動理論は、トレンドの転換点や相場のどの位置にいるかを認識することができる理論です。

エリオット波動理論の基本的なことや使い方については、こちらの記事にまとめましたので良ければ。

 

【補足】チャートパターンを上手く使うコツ

チャートパターンを使って上手くトレードする方法をいくつか紹介していきます。

まずチャートパターンを見つける

まずチャートパターンを見つけられるようにならないと話になりません。形が全て出来上がってからだと遅いので、出来上がっている途中で気付けないといけません。

チャートパターンを見つけるにはラインを引いてみると良いでしょう。

 

ラインを引くとどこが意識されて、ネックラインになっているかとか、どのチャートパターンに当てはまっているかどうかが分かりやすくなります。

水平ラインや斜めのライン等を引いて、色々な時間足で見つけてみて下さい。引く場所は直近の高値や安値がおすすめです。かなり意識されやすいです。

 

後からチャートパターンができたことに気付いても仕方ないです。

こうなりそうだな、この形はこのチャートパターンになる可能性が高いなと先読みすると、どこでチャートパターンが出現して、どんな時にチャートパターンが作られにくいかが分かってきます。

 

チャートパターンを過信しない(無意味ではない)

チャートパターンを過信すると勝てなくなります。というか相場で「こうあるべき」と信じ過ぎてしまうと、そうならなかった時対応できないので、相場で過信は危険です。

全く意味がないとは思いませんが、チャートパターン通りに動かないことなんて日常茶飯事です。

 

相場に絶対はないので、綺麗なチャートパターンが作られたとしても、その後思い通りの形にならないこともあります。

ダマしもありますし、思い通りの形にならなかった時にしっかりと損切しましょう。

 

チャートパターンだけを見るのではなく、大きな流れ、プライスアクション、サポレジなど他の要素も確認すると、チャートパターンを使って上手くトレードできることが増えると思います。

あとはチャートパターンのどこでエントリーすれば優位性が高いかを考えてトレードするのもおすすめです。

 

上位の時間足でのチャートパターンの方が優位性が高い

1分足や5分足などの下位足のチャートパターンはダマしが多く、1時間足や4時間足などの上位足で形成されたチャートパターン方が信用度が高いです。

もちろん100%ではありませんが、下位足よりは優位性が高いことが多いです。

チャートはフラクタル構造になってるので、上位足のチャートパターン見てから、下位足でタイミングを測るのがおすすめです。

 

私が使っているトレード手法、資金管理、メンタル管理については、下記の公式LINE@でコミュニティに参加していただいた方限定で公開しています。

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まとめ

  • チャートパターンは出来上がる前に気づこう
  • チャートパターンは下位足より上位足
  • チャートパターンを過信しない

皆さんがチャートパターンを使って、上手く資金を増やせていけることを願っています。

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