【FX】レンジ(ボックス)相場のトレード手法

  • レンジ(ボックス)相場って何?
  • レンジの種類ってどれくらいあるの?
  • レンジでのトレード手法を知りたい
  • レンジブレイクのダマしの回避方法ってあるの?

このような疑問が解決できる記事となっています。FXのレンジ(ボックス)相場の特徴やレンジでの手法を実際のチャート画像を使って分かりやすく解説していきます。

 

 

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【FX】レンジ(ボックス)相場とは?

レンジ(ボックス)相場とは

 

レンジの意味

レンジは英語で「範囲」「幅」「域」などの意味があります。

FXでのレンジの意味は、一定の範囲で行ったり来たり上下する動きをする相場のことを言います。

 

FXの相場には上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場があり、相場の7~8割はレンジで構成されていると言われています。

またレンジは「横ばい」「もみ合い」「保ち合い」などと呼ばれることもあります。

 

レンジの心理は「迷い相場」

レンジができる心理は投資家たちの迷いと考えることができます。

迷いと言いますか、「ここから上昇するのでは」という人と「ここから下落する」という人たちが拮抗している状態です。

 

なので下がったら買われ、上がったら売られます。それが繰り返されてレンジが作られていきます。

 

レンジの種類

レンジといっても1つではなく、いくつか種類があります。実際のチャート画像を使って紹介していきます。

 

ボックス相場

ボックス相場

ボックス相場は最もスタンダードなレンジです。

上にレジスタンス(抵抗線)下にサポート(支持線)があり、その中を行ったり来たりします。

 

三角保ち合い

三角保ち合い

安値を切り上げ、高値を切り下げて、三角の形の中を価格が推移するレンジです。

三角持ち合い以外に、「ウェッジ」「トライアングル」などとも呼ばれたりします。

三角保ち合いの詳細は「三角保ち合いの使い方とトレード手法」を読んでみて下さい。

 

ブロードニング・フォーメーション

ブロードニング・フォーメーション

ブロードニング・フォーメーションは三角持ち合いの逆で、高値を切り上げながら、安値も切り上げていき、その三角の中を推移していくチャートパターンです。

三角持ち合いやボックス相場と比べると出現率は低めで、さらに取引しにくい相場なので注意が必要です。

 

【FX】レンジ(ボックス)相場の特徴

FXのレンジ相場にはどのような特徴があるか、それを知っていればレンジを利用して利益を上げることも可能になります。

しっかりとレンジの特徴をおさえておきましょう。

 

レンジではインジケーターが効きにくい

レンジではMA(移動平均線)やRSIなどのインジケーターが効きにくくなります。

トレンドとレンジでのインジケーターの動きを比べてみましょう。

トレンドの時のインジケーター

レンジの時のインジケーター

赤い曲線が75MAです。トレンドの時はMAがしっかりと角度を付けて傾いていて、上昇トレンドであればローソク足の下にMAが位置し、下降トレンドであればローソク足の上に位置しています。

レンジの時はMAも横ばいになっていて、さらにサポレジの機能もあまり果たしていません。

 

RSIに関しても同じで、トレンド中はヒドゥンダイバーが効いていて、取りやすくなっていますが、レンジではほぼ値動きの通りにRSIも動いているので、あまり活用できません。

全てのインジケーターが効きにくい訳ではありませんし、使い方次第ではレンジでもしっかりと取ることは可能です。

例えば、ボリンジャーバンド。これは先ほどのチャートにボリンジャーバンド2σを表示させたチャート画像です。

サポレジの赤いラインの部分で、ボリンジャーバンドをヒゲで抜けていっている所が何か所かありますね。

インジケーター効きにくいことはデメリットですが、それを逆手にとることもできます。

 

レンジを判断、見極めるコツ

トレンドにはトレンドに合った手法、レンジにはレンジに合った手法があります。

おそらくどちらにも同じ手法で挑むと、あまり良い結果は出せないのではないでしょうか。

 

インジケーターが効きにくいなら、インジケーターが効きにくい時はレンジだと判断することができます。

なのでトレンドとレンジを見極めるのにインジケーターの効きにくさを利用して、その相場に合ったやり方でトレードすることができます。

 

通貨ペアや時間帯との関係

レンジになりやすい通貨ペア、レンジになりやすい時間帯というのは存在します。

レンジになりやすい通貨ペアは、

  • 米ドル/円(USD/JPY)
  • ユーロ/米ドル(EUR/USD)
  • 米ドル/フラン(USD/CHF)
  • 米ドル/カナダドル(USD/CAD)
  • 豪ドル/米ドル(AUD/USD)
  • 豪ドル/円(AUD/JPY)

個人的にはこの辺りの通貨はレンジを形成しやすいと思います。

理由は安定した通貨だからなのでしょうか。米ドルは流動性が高いので、そこまで激しい動きをしない印象があります。

 

オージー系やニュージーランド系のオセアニア通貨も、個人的には行ったり来たりの大きなレンジ相場が多いのではないかと思います。

次に時間帯です。

時間帯 メインとなりやすい通貨
朝9:00~昼(東京市場) オセアニア通貨とクロス円
15:00~19:00(ロンドン市場) ポンドとユーロ
21:00~24:00(ニューヨーク市場) ドル/全通貨

※これは日本時間です。

 

その時間にどの通貨がメインとなりやすく、トレンドが出やすい時間帯を現した表です。なのでそれ以外の時間帯はレンジになりやすい傾向にあります。

時間帯と通貨ペアで違うのは、レンジの大きさです。レンジになりやすい通貨ペアは割と大きめのレンジです。上位足でレンジになりやすいということです。

 

時間帯はその日のことなので、下位足でレンジになりやすいということです。

相場に絶対はありませんし、その日、その年によっては今までと全然違う動きをするなんてよくある話です。あくまで目安くらいに思っておくくらいが良いと思いますよ。

 

レンジはブレイクする

レンジは横ばいが続く相場ですが、ずっと続く訳ではありません。

上下のサポレジで売買され、しばらくはどちらにも抜けませんが、いずれどちらかに抜け(ブレイク)ます

 

方向感がきまったらか、ブレイクしたらトレンドが出て、どちらかの方向に伸びやすいです。

レンジ相場はトレンドを出すために力を溜めていると考えている人もいます。かといって「ブレイクしたからついてく」みたいなトレードをしていたら負けます。

レンジ相場でどのようにトレードすれば良いか、レンジでの手法をいくつか紹介していきます。

 

 

【FX】レンジ(ボックス)相場のトレード手法

レンジ(ボックス)相場の手法

 

レンジの逆張り手法

  • 黒〇でエントリー
  • レンジができたことに気づいたら、レジスタンスで売って、サポートで買う
  • 利確ポイントはレジスタンスで売った場合、サポートの少し上(サポートはその逆)
  • 損切ポイントはその半分の値幅

最もレンジでのスタンダードなトレード手法だと思います。

ピッタリとサポレジラインで反応するかはわからないので、早めにエントリーすると良いかもしれません。

 

レンジブレイク手法

レンジブレイクもかなりスタンダードな手法です。レンジがどちらかにブレイクした方にトレードするだけです。

レンジ下をブレイクしたので、そこからショートという感じです。こんなやり方で勝てる訳はないのですが。

レンジをブレイクしたかと思ったら、真逆に伸びていくというプライスアクション「フェイクセットアップ」があります。

「プライスアクションの種類と使い方」で紹介していますので、良かったら読んでみて下さい。

 

レンジブレイク手法2

レンジでブレイクしたのを確認して、再度レンジまで戻ってきてからエントリーします。

ブレイクしてすぐに追いかけるのではなく、一度レンジまで戻ってきて、それでもブレイクした方向に行きそうなら追いかけます。

 

私個人的にはレンジブレイクはそんなにおすすめしません。どちらにいくかわからないからです。

だったら最もスタンダードな逆張り手法の方が優位性が高い気がします。

ブレイクを狙うのであれば、上位足での方向感や天井、大底を気にしてトレードすると良いと思います。

 

トレンドに逆らわないレンジの逆張り手法

  • 上位足でトレンドを確認。そのトレンド方向にのみトレード
  • 下位足でレンジを確認したら、トレンド方向に逆張り
  • あとはスタンダードな手法と同じ

上位足のトレンドを確認して、下位足でレンジを確認したら、トレンド方向にのみトレードします。

上位足が上昇トレンドなら、下位足のレンジでショート、下降トレンドなら、下位足のレンジでロング。黒い枠の部分を5分足で見てみます。

上位足で上昇トレンドなので、黒い〇の部分でショートですね。

上位足で順張り、下位足で逆張り手法です。大きなトレンドには逆らわない方が勝ちやすいですよ。

 

レンジの特権【両建て】手法

両建てはショート(売りポジション)もロング(買いポジション)どちらも保有するトレード方法です。

両建てはトレンド相場では全く使えません。上昇トレンドなのに売っていたら、どんどん含み損が膨らんでいきますからね。

 

その反面、両建ての力が発揮されるのはレンジです。レンジは上がったり、下がったりを繰り返すのを利用します。

例えば、ドル円100円でロングしたとします。99円まで下がりましたが、損切せずさらに売ります。底だと思う98円まで下がったので、追加したショートを利確して、ロングを追加します。

 

99円まで上がったら、最初のポジションと最後のポジションでほぼプラマイゼロです。

建値で決済したら最初に利確した分だけが残りました。両建てはこんな感じです。

  • 100円ロング(①)
  • →99円ショート(②)
  • →98円ショート利確(②)で、新規ロング(③)
  • →99円で建値決済(①と③)

注意する点はいつレンジブレイクが売るか分からないということです。

ブレイクして含み損が膨らんでいけばロスカットの可能性もあるので、余計なナンピンはもちろんのこと、証拠金維持率やスプレッド(コストの面)なども気にしなければいけません。

 

両建てはテキトーにやるとすぐに口座を飛ばしてしまうので、初心者にはあまりおすすめしません。

そして、FX口座によっては両建てが禁止になっていることもありますので、必ず使用しているFX口座で確認して下さい。

 

レンジでダマしを回避するには

レンジでダマしを回避

「レンジを上に抜けたからロング」と思ったら一気に下落、なんてことが結構あります。いわゆるダマしと呼ばれるものです。

これを避けるには、

  • 上位足のトレンドに逆らわないこと
  • 天井圏、大底圏で転換方向にトレードする
  • 回避することを諦める

こんなところでしょうか。

上位足での流れがあるので、その流れに逆らわず、本当はどっちに行きたがっているのかが重要です。

相場はロスカットを狩ってから本当に行きたい方向へ行く習性があるので、そこを考えるとダマしを回避することができる時があります。

 

 

またレンジ相場以外にもチャートパターンはいくつも存在します。

  • 他にどんなチャートパターンがあるのか
  • どんな相場で出現しやすいか
  • どんな心理が働いているのか

 

私が使っているトレード手法、資金管理、メンタル管理については、下記の公式LINE@でコミュニティに参加していただいた方限定で公開しています。

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まとめ

皆さんがレンジ相場を使ったトレードで、上手く資金を増やせていけることを願っています。

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