スプレッドの意味をわかりやすく解説

  • FXのスプレッドって何?
  • 手数料とは違うの?
  • どんな時に広がるの?
  • 国内、海外、通貨ぺごとにも違うの?
  • スプレッドが広いと、どんなトレードスタイルには向いてないの?

この記事はこんな疑問を持っている人に向けたものです。

 

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【FX】スプレッドの意味とは?分かりやすく解説

スプレッドの意味とは

スプレッドって何?

スプレッド(spread)は英語で「広がる」「広い」などの意味があります。

FXでのスプレッドは、FX業者が提供している通貨の「買い値」と「売値」の差の広がりのことを言います。

 

例えば、ドル円のスプレッドが0.5銭だったとします。

買い値(ASK)は100.005円、売値(BID)は100.000円、このレートの場合100.005円で買えるけど、売る時は100.000円になります。

0.5銭分損したことになりますよね。これがスプレッド分の取引コストとなります。

スプレッドは「買い値と売値の差」

 

FXのスプレッドの仕組み

なぜ取引するのにスプレッドを払わなければいけないのか、それはFX会社にとってスプレッドが利益になるからです。

なのでスプレッドは投資家側の取引コスト取引するための利用料や手数料みたいなものと思っていれば良いと思います。

 

FX会社によってはスプレッドを手数料という言い方をせずに、手数料無料と表記してあったりします。

逆にスプレッドが0と言い方をしていれば、手数料を徴収している場合がありますので、注意して下さい。

スプレッドは投資家の取引コスト

 

スプレッド(手数料)の計算方法

取引コストはトレーダーにとって重要なものなので、しっかりとコストを踏まえた上でトレードするべきです。

スプレッドで実質どのくらいのコストがかかっているか、その計算方法を説明します。

 

ドル円のスプレッドが0.5銭だとして、1万通貨取引したとします。この取引でのコストは、1万通貨(10,000)×0.5銭(5,000銭)で50円になります。

10万通貨なら500円、1,000通貨なら5円です。

 

「そんなもんか」と思った人もいると思いますが、これが積み重なると大きなものになります。

後半で説明しますが、通貨ペアによってはスプレッドが広いものもあるので、コストはもう少し大きくなります。

 

固定スプレッドと変動スプレッド

固定スプレッド:固定されたスプレッド

変動スプレッド:リアルタイムで変動するスプレッド

固定スプレッドは国内FX業者に多く使われています。

「原則固定」と表記されていることが多く、言葉の通り原則なので急激にレートが動いた場合、スプレッドが開くことも多々あります。

 

海外FX業者のほとんどは変動スプレッドです。

  • 固定スプレッドは国内FX会社が多い
  • 変動スプレッドは海外FX会社が多い

 

スプレッドは広がる

変動スプレッドがあるということは、スプレッドは広がったり、狭くなったりするということ。

なぜスプレッドが広がるのか、どんな時に広がりやすいか説明します。

 

スプレッドが広がる理由

投資家の注文で直接FX会社と売買している訳ではなく、投資家→FX会社→銀行といった流れで売買が行われています。

価格の動きが激しい場合、銀行との注文が間に合わなくなって、投資家からFX会社への注文とFX会社から銀行への注文が異なってしまうことがあり、FX会社が損をしてしまうことがあります。

FX会社がリスクを減らすために、価格の動きが激しい場合はスプレッドが広がりやすくなっています。

 

スプレッドが広がる時、時間帯

スプレッドが広がりやすいのは次のような時です。

  • 経済指標発表時
  • 自然災害時
  • 世界的な何か大きな事件が起こった時
  • 流動性の低下時

経済指標発表時や災害時はレートが激しく動きやすいので、スプレッドが広がりやすいです。

経済指標以外にも、大統領選挙、要人発言、大統領のツイートなどでも大きく動く場合があります。

私は経済指標発表のカレンダーは「investing」というサイトで確認しています。

 

災害というのは地震、テロ、ウイルス流行など経済に大きな影響を与えるほどの何かが起こった場合注意が必要です。

フラッシュクラッシュ、スイスフランショックなどの時はもちろん、金融危機の時は長期間に渡ってスプレッドが広がるということもあります。

 

また流動性が低くなる時は参加者が少なくなるので、取引がしにくくなり、スプレッドが広がりやすくなります。

時間帯でいえば早朝、時期でいえば祝日、年末年始やクリスマスなどですね。市場に参加している人が少なくなると、流動性が低下しスプレッドが広がりやすいです。

 

スプレッドが広くなるということは、取引コストがいつもよりも大きくなるため、不利な状況でのトレードになる可能性もあります。

状況や広がり方にもよりますが、あまりにも広がっている時は手を出さないのが賢明でしょう。

「為替レートはどんな時に動きやすくて、どんな時に動かないか」を知っていると、スプレッドが開きやすい時を避けることができますよ。

 

 

【FX】スプレッドの比較と違い

スプレッドの広さはFX会社ごとで違う

スプレッドの広さははFXによって異なります。

スプレッドが広いFX会社は他のサービスが充実していたり、逆にスプレッドが狭いFX会社は他のサービスが少し物足りなかったりします。

 

そのFX会社がどこに力を入れているかがわかります。スプレッドを狭くしている場合は、安いコストが売りなのでしょう。

スプレッドが狭ければ良い訳ではなく、自分がどのようなサービスを売りにしているFX会社を利用したいかが重要です。

 

スプレッドの広さは国内FXと海外FXでも違う

国内FX会社と海外FX会社でスプレッドの広さが違います。

スプレッドだけを見れば、国内FXの方がかなり狭いです。ただスプレッドを狭くできる理由があります。

※ちょっとややこやしい話なので、面倒な人は飛ばして読んで下さい。

 

為替のレートは銀行間で通貨の取引をしている「インターバンク市場」があって、金融機関の間で相対取引をしています。

国内FXは客からの注文をインターバンク市場に出しません。銀行や証券会社FX業者などのディーラーが1部をカバーして取引をしています。これを「DD方式」(ディーリングディスク)といいます。

 

DD方式は、トレーダーの注文→ FX業者のディーラー→ 銀行→ インターバンク市場

という流れになっています。相対取引といって、どちらかが損をすればもう一方は得をして、顧客が損失を出せば業者が儲かります。

国内だと約定されないことが多い業者があります。なぜ約定拒否するのでしょうね。

 

海外FX業者は少し違います。トレーダーの注文→ インターバンク市場

海外の業者はインターバンク市場直結で、顧客からの注文を業者のディーラーを通さず、そのまま直接インターバンクで取引を行います。これを「NDD方式」(リクイディティプロバイダー)といいます。

 

私たちの注文がそのままインターバンク市場で流れます。NDD方式は不正ができないので、透明性が高く、安心してできます。

DD方式で取引しているのは日本のFX会社くらいです。他の世界中の国ではほとんどNDD方式が一般的です。

 

インターバンク市場で取引をするには人件費や手数料がかかるので、その分スプレッドが広くなってしまいます。

しかし、国内業者はインターバンク市場で直接取引をしていないので、コストを安く済ませることでスプレッドが狭くなっています。

 

つまり海外業者はスプレッドで利益を出していて国内業者は客が損をして利益を出していることになります。

  • 客が損をすればするほど儲かるのが国内FX業者
  • 客が儲ければ儲けるほど、取引量が増えて儲かるのが海外FX業者

だから海外FX口座ではボーナスが多かったり、コンテスト、レバレッジが高い、自動売買システムなど顧客に有利なサービスが多いんです。

逆に国内業者はスプレッドの狭さばかりを押していますね。

 

だからスプレッドが狭ければ良いとは一概に言えないんです。

スプレッドが広くても人気のFX口座もありますしね。

 

スプレッドの広さは通貨ペアごとでも違う

スプレッドは通貨ペアによっても異なります。

マイナー通貨であればスプレッドは広く設定されていて、メジャーな通貨(基軸通貨)であればあるほどスプレッドは狭くなります。

理由は先ほど説明した流動性ですね。

 

スプレッドが狭い通貨ペア

  • 米ドル/円(USD/JPY)
  • ユーロ/ドル(EUR/USD)
  • ユーロ/円(EUR/JPY)
  • 豪ドル/ドル(AUD/USD)
  • 米ドル/スイスフラン(USD/CHF)
  • 米ドル/カナダドル(USD/CAD)
  • ポンド/米ドル(GBP/USD)

基本的に米ドル関連の通貨ペア(ドルストレート)のスプレッドは狭いです。

円シリーズ(クロス円)もそれなりに狭くなっています。

他の通貨ペアのスプレッドが全て広い訳ではありませんが、狭いとも言えないような通貨ペアも多いです。

 

スプレッドが広い通貨ペア

  • 南アフリカランド(ZAR)
  • メキシコペソ(MXN)
  • トルコリラ(TRY)
  • 中国人民元(CNH)

新興国、金利が高いメジャーとは言えない、マイナー通貨はスプレッドが広めです。取引する際は注意が必要ですよ。

スプレッドのように通貨ペアによって特徴があります。「通貨ペアのおすすめの選び方」に種類別の比較やそれぞれの通貨の特徴をまとめますので、良かったら読んでみて下さい。

 

【補足情報】トレードスタイルとスプレッドの広さの関係

トレードスタイルによってスプレッドの広さがかなり重要になったりすることがあるので、確認しておいて下さい。

スキャルピングは数pipsを取りにいくトレードスタイルです。

 

もしスプレッドが2pipsあったとして、取れた利益が5pipsだとすると、利益の約半分くらいがスプレッドでなくなってしまいますよね。

どう考えても良くありません。スキャルピングをメインでトレードする人は、取引コストをできるだけ抑えることが重要になってきます。

 

逆に数十pips取りにいくスイングトレードでは、大した影響はないので、スプレッドをさほど気にする必要はありません

スキャルピングNGのFX口座もあるので、そこだけ注意して下さい。

 

 

スプレッドをチャート上に表示してくれる無料インジケーター一覧

 

 

スプレッドが狭い海外FX口座

最後にスプレッドが狭い海外のFX口座をいくつか紹介します。

 

Titan FX(タイタン)

Titan FX(タイタン)

最大レバレッジ 500倍
ボーナスの種類 無し
スプレッド 狭い
取引手数料 ブレード口座片道3.5ドル、スタンダード口座は無料
取引ツール MT4、TitanFXウェブトレーダー
取引通貨ペア数 57種類
最小取引単位 1,000通貨
ライセンス バヌアツライセンス
日本語対応 かなり良い
ゼロカットシステム 有(追証なし)
ロスカットルール 20%以下

TitanFXの口座開設はこちら

 

LAND-FX(ランド)

LAND-FX(ランド)

最大レバレッジ 500倍
ボーナスの種類 入金ボーナス
スプレッド 狭い
取引手数料 ECN/片道3.5ドル、その他無料
取引ツール MT4
取引通貨ペア数 67種類
最小取引単位 1,000通貨
ライセンス なし
日本語対応 並み
ゼロカットシステム 有(追証なし)
ロスカットルール 30%以下

Land-FXの口座開設はこちら

 

Tradeview(トレードビュー)

Tradeview(トレードビュー)

最大レバレッジ スタンダード口座500倍、ILC口座は200~400倍
ボーナスの種類 なし
スプレッド スタンダードは並み、ILCは狭い
取引手数料 ILCは片道2.5ドル、その他は無料
取引ツール MT4、MT5、cTrader、CURRENEX
取引通貨ペア 71種類
最小取引単位 1,000通貨
ライセンス ケイマン諸島金融庁
日本語対応 並み
ゼロカットシステム 有(追証なし)
ロスカットルール 証拠金維持率100%

Tradeviewの口座開設はこちら

 

Axiory(アキシオリー)

Axiory(アキシオリー)

最大レバレッジ 400倍
ボーナスの種類 基本なし
スプレッド かなり狭い
取引手数料 ナノスプレッド口座は片道3ドル、スタンダード口座は無料
取引ツール MT4、cTrader
取引通貨ペア数 61種類
最小取引単位 1,000通貨
ライセンス ベリーズ国際金融サービス委員会
日本語対応 良い
ゼロカットシステム 有(追証なし)
ロスカットルール 20%

AXIORYの口座開設はこちら

 

スタンダード口座の平均スプレッド

通貨ペア TitanFX Axiory LAND-FX
USD/JPY(ドル円) 1.33pips 1.5pips 0.8pips
EUR/JPY(ユーロ円) 1.74pips 1.7pips 1.5pips
GBP/JPY(ポンド円) 2.45pips 2.7pips 1.8pips
AUD/JPY(豪ドル円) 2.12pips 2.1pips 1.6pips
EUR/USD(ユーロドル) 1.20pips 1.3pips 0.8pips
GBP/USD(ポンドドル) 1.57pips 1.9pips 1.20pips
AUD/USD(豪ドルドル) 1.52pips 2.1pips 0.90pips

Tradeviewのスタンダード口座は私的にあれなので省略。

 

ECN口座の平均スプレッド

通貨ペア TitanFX

ブレード口座

Axiory

ナノスプレッド口座

Tradeview

ILC口座

取引手数料 往復0.7pips/lot 往復0.6pips/lot 往復0.5pips/lot
USD/JPY(ドル円) 1.03pips
(0.33pips)
1.00pips
(0.40pips)
0.60pips
(0.10pips)
EUR/JPY(ユーロ円) 1.44pips
(0.74pips)
1.50pips
(0.90pips)
0.80pips
(0.30pips)
GBP/JPY(ポンド円) 2.15pips
(1.45pips)
2.30pips
(1.70pips)
1.60pips
(1.10pips)
AUD/JPY(豪ドル円) 1.82pips
(1.12pips)
1.50pips
(0.90pips)
1.20pips
(0.70pips)
EUR/USD(ユーロドル) 0.90pips
(0.20pips)
1.00pips
(0.40pips)
0.60pips
(0.10pips)
GBP/USD(ポンドドル) 1.27pips
(0.527pips)
1.50pips
(0.90pips)
0.90pips
(0.40pips)
AUD/USD(豪ドルドル) 1.22pips
(0.52pips)
1.20pips
(0.60pips)
0.80pips
(0.30pips)

LAND-FXのECN口座は私的にあれなので省略。

 

スプレッド以外の海外FX口座の詳しい比較情報はこちらの記事にまとめました。

 

 

FXコミュニティ

FXスクール

 

 

まとめ

  • スプレッドは取引コスト
  • スプレッドは広がることがある
  • スプレッドは会社ごと、海外国内、通貨ペアで違う

スプレッドを学んで、上手く資金を増やせていけることを願っています。

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