- FXで時間帯や通貨ペア、方向感は絞った方が良いの?
- トレードで絞るべきものは?
- 絞らなくても勝てる?
このような疑問を解決できる記事となっています。FXの絞るべきものについて、初心者にもわかりやすく解説していきます。
FX】トレードする通貨ペアや時間帯は絞った方が良いの?
よく多くの通貨ペアを監視した方が良いのか、少ない方が良いのか、という質問をされることがあります。
結論から言うと、基本的には監視通貨ペアは少ない方が良いです。
監視通貨ペアだけでなく、時間帯なども同じで絞った方が良いと思っています。例外もあるので、説明していきます。
絞った方が良い理由
監視する通貨ペアを少なくした方が良い理由は2つあります。
通貨ペアの癖を知ることができる
まず1つ目は監視している通貨ペアの癖がわかるということです。
多くの通貨ペアを見ていると、その通貨ペアの癖や特徴を深く理解できないことが多いです。
どの時間帯に動きやすくて、どの時間帯に高値や安値をつけやすいか、ボラティリティ、値動きの癖など色々あります。
たくさん見ていると、結局どの通貨ペアのことも深く理解できず、どれも中途半端になってしまうので、監視通貨ペアを最小限に減らして、その通貨ペアの専門家になった方が優位性はあると考えています。
多くの通貨ペアを見ても、情報を処理できない
たくさんの通貨ペアを見るとチャンスが多く見ている通貨ペアが少ないと、チャンスを逃してしまうのではないかと思ってしまう人が多いです。
個人的には逆効果と思っています。
たくさんの通貨ペアを見ることで、しっかりと環境認識とシナリオを立てることができず、でもチャンスには見えるのでテキトーなところでエントリーしがちになってしまいます。
要するにしっかりと値動きを分析することができないのに、トレードをしているということです。
チャンスが多いと感じてしまうので、ポジポジ病にもなりやすいし、相関関係とか強弱とかを気にし過ぎて、結局訳がわからなくなるのがオチです。
1つ1つの通貨ペアをしっかりと丁寧に分析することで、優位性のあるトレードをすることが出来るのではないかと思っています。
FX】トレードで絞るべきもの
通貨ペア以外にもトレードにおいて絞った方が上手くいきやすいものがいくつかありますので紹介していきます。
通貨ペア
通貨ペアに関してはすでに説明済みです。
トレードスタイル
トレードスタイルによって保有時間やチャートを見る時間も全然違います。
他のトレードスタイルで取引したくなる時もありますが、まずは1つのスタイルを極めましょう。
インジケーターやツール(テクニカル指標)
インジケーターやツールはものすごい種類があります。
移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、エンベロープ、パラボリック、RSI、MACD、CCI、モメンタムなど、人によって使っているものは違います。
色々使えば勝てると思い、チャートに表示させてしまいがちになります。
でも表示させても勝てる様になる訳もなく、むしろ逆効果で判断基準が多くなってしまうことが多いです。
例えば、エントリー時にちゃんと損切ラインを設けていたのに、逆行して損切になりそうになったら、その近くに強そうな抵抗帯が確認できたから損切ラインを変更してしまったり。
目標の利確ラインより手前のインジケーターで少し反発したから途中で利確してしまって、結局その後目標まで伸びたり。
色々余計なものを表示させるからそのような判断をしてしまいます。判断基準が少なければそのようなことは起きなかったはずです。
判断基準が多い理由は、テクニカル指標ですよね。勇気を出してインジケーターやツールを減らしてみましょう。
時間軸
1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足、この他にもプラットフォームによっては色々な時間軸があります。
この全ての時間足を見て分析しても結局どうして良いかわからなくなるのがオチです。
説明するまでもないですよね。色々な通貨ペアを見るのと同じです。
時間帯
為替相場は24時間動いています。
全ての時間帯で値動きが激しい訳ではなく、動きやすい時間帯、あまり動かない時間帯があります。
動かない時間帯でトレードしても意味ないので、できるだけボラティリティが高い時間帯でトレードするようにしましょう。
さらに時間帯によって値動きの癖があったり、動きやすい通貨ペアがあったりします。
なので毎日同じ時間帯にだけトレードした方が深く理解することができるのでおすすめです。
トレードの方向感
トレードする方向感も絞った方が良い場合があります。
方向感が定まっていないと、上下に揺さぶられて、行ったり来たりの往復ビンタを食らうことがあるからです。
値動き次第では方向感を変更するのも良いと思いますが、方向感を定めることで軸のあるトレードを行うことができます。
FX】通貨ペアや時間軸を絞らない方が良い場合
絞った方が良いと説明してきましたが、例外もあります。どのような場合絞らない方が良いのか解説していきます。
スイングトレード
スイングトレードの場合、トレードチャンスが他のトレードスタイルと比べて少ないです。
また、チャートを見る時間も少なく、時間的にゆとりがあるので、このような場合は監視通貨ペアを多くしても良いと考えています。
分析する時間があるので、情報を処理できないということはないと思います。
ただ、ごちゃごちゃになってしまう人であれば、少なくした方が良いですね。
全ての人に当てはまる訳ではない
絞るから勝てるという訳ではありません。勝てない原因になっている可能性があるので、絞ってみた方が良いということです。
結局トレードは自分のやり方を見つけた人が勝てるので、どんなトレードをしても良いんです。
デイトレードで10通貨見ても良いし、インジケーターやラインをたくさん表示させてもOKです。
それで勝てているのであれば。
いろいろ試して勝てていないのであれば、一旦絞ってみることをおすすめします。
判断基準を少なくして、シンプルに相場を見てみて下さい。
まとめ
- 通貨ペア、時間軸、時間帯、トレードスタイル、テクニカル指標は絞った方が良い
- 理由は判断基準が多い、情報を処理できない
- 例外もある
- 勝てるなら何をしても良い
皆さんが絞って、上手く資金を増やせていけることを願っています。
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