- おすすめのトレンド系、オシレーター系インジケーターは?
- テクニカル分析には使わない、おすすめ便利系インジケーターは?
- 初心者におすすめのインジケーターは?
このような疑問が解決できる記事となっています。FXのMT4で使えるトレンド系、オシレーター系、便利系、初心者におすすめのインジケーターを紹介します。
おすすめ無料インジケーターを動画で解説
【FX】MT4のおすすめトレンド系無料インジケーター
おすすめのトレンド系のインジケーターを紹介します。後半でダウンロードもできます。
移動平均線(Moving Average)
最もメジャーなインジケーター「移動平均線」はおすすめです。
移動平均線は1本の線から成るインジケーターで、過去の平均がラインになっていて、とても分かりやすくシンプルです。
複雑なものほど使いにくく、難しく考えてしまいます。
FX相場では簡単に考える方がなぜか上手くいきやすいので、単純な移動平均線が一番おすすめです。
他のインジケーターは移動平均線を基本としているものが多いですし、グランビルの法則やパーフェクトオーダー、ゴールデンクロス、デッドクロス、移動平均乖離率など色々な使い方ができます。
移動平均線を使っている人は多いと思いますが、使いこなせていない人も多い気がします。
トレードするだけならMAだけで十分です。余計なものは入れない方がシンプルに考えられて良いですよ。
移動平均線の使い方やトレード手法は「移動平均線の基本と使い方」をどうぞ。
ボリンジャーバンドやエンベロープは?
ボリンジャーバンドやエンベロープは個人的には好きではありません。
これらのインジケーターが劣っているとは思いませんが、今までの私のトレード手法とは合わないことが多かったからです。
使い方次第では使えるインジケーターではあると思うので、自分のトレード方法に合っているなら使っても良いと思います。
結局は自分のやり方で使えるかどうかですからね。気になる人はボリンジャーバンドとエンベロープの詳細をどうぞ。
一目均衡表(ichimokukinkohyo)
一目均衡表は結構優秀なインジケーターだと思っているので、おすすめと言いたいところですが、独特で慣れたり、使いこなすのに時間がかかります。
インジケーターだけでなく、時間論、波動論、値幅観測論の3代理論の考え方もあります。
インジケーターがなくても理論を使ってトレード手法に組み込むことはできるので、覚えておいても損はないでしょう。
一目均衡表を使っている人をあまり見たことはありませんが、雲だけ使っている人とかは結構見ます。
少し変わったインジケーターですが、個人的にはかなり好きなインジケーターなのでおすすめです。
一目均衡表の使い方やトレード手法については「一目均衡表の基本と使い方」をどうぞ。
GMMA(複合型移動平均線)
GMMAはGuppy Multi Moving Averageで、移動平均線を複数本表示させるインジケーターです。
1本の移動平均線でも十分に使うことはできますが、複数表示させることでトレンドの強弱やトレンドの転換点、押し目や戻り目を認識しやすくなります。
ダマしも少なく、かなり使いやすく、優秀で、おすすめ度はかなり高いです。
GMMAの使い方やトレード手法については「GMMAの基本と使い方」をどうぞ。
ZigZag(ジグザグ)
高値と安値にラインを結んでくれるインジケーターです。波動や高値、安値がわかりやすくなります。
メリットは明確な基準の高安がわかるようになるので、ダウ理論、エリオット波動理論が認識しやすくなります。
あとは重要な高安がわかるので、水平ライン、トレンドライン、チャネルライン、フィボナッチなどが引きやすくなるのもメリットだと思います。
【FX】MT4のおすすめオシレーター系無料インジケーター
次はおすすめのオシレーター系のインジケーターを紹介します。
RSI(Relative Strength Index)
オシレーター系インジケーターの中ではかなりシンプルな方で、使いやすいのでおすすめです。
個人的にオシレーター系インジケーターをあまり使わないので、正直使わなくても良いのではないかというのが本音です。
ただ、その中でもおすすめするならRSIかMACDですね。
MACD(Moving Average Convergence and Divergence)
MACDもRSI同様メジャーなオシレーター系インジケーターです。
ヒストグラムやゼロライン、シグナルラインを使います。RSIと違うのはシグナルが多いので、わかりやすいというのはあります。
ただ、シグナルばかりを頼りにすると上手くいかないことが多くなると思うので注意しましょう。
MACDの使い方やトレード手法については「MACDの基本と使い方」をどうぞ。
ライン系
オシレーター系インジケーターではありませんが、ラインは全ておすすめです。
水平ライン、トレンドライン、フィボナッチなど。
個人的に、テクニカル指標は移動平均線とラインだけで良いと思っています。
【FX】MT4のおすすめ便利系無料インジケーター
インジケーターにはトレンド系、オシレーター系インジケーター以外にも色々あります。
便利なおすすめインジケーターをいくつか紹介します。
前日(先週、先月など)、や本日(今週、今月)の高値、安値、始値、終値にラインを自動で引いてくれる
先月、先週、前日の高値、安値、始値、終値にラインを自動で引いてくれるインジケーターです。
これらの価格帯は意識されやすいポイントなので、注目したいです。
ただ、初心者は注目していても忘れてしまうことがあると思います。そのような時にこのインジケーターがあると、自動で表示してくれるので、見落とすことがありません。
運営しているコミュニティで自動高安インジケーターはダウンロードできます。
キリ番にラインを自動で引いてくれる
100円、101円、101.5円などキリの良い価格をキリ番と言いますが、キリ番にラインを自動で引いてくれるインジケーターがあります。
私はキリ番を見落としがちなので、使っていた時期があります。
ON、OFFできるので、チャートが見にくくならないので使い勝手は良いと思います。「Grid Builder」で検索してみて下さい。無料でダウンロードできます。
マルチタイムフレーム移動平均線(MTFMA)
マルチタイムフレームの移動平均線を表示することができるインジケーターです。
移動平均線の設定期間はその時間軸に合わせて表示されます。期間を75に設定したら、4時間足でも75、5分足でも75です。
マルチタイムフレームMAを使えば、5分足を表示させているのに、4時間足の75MAを表示させることができます。
さらに滑らかなラインではなく、カクカクした階段のようにMAを表示させることができるので、方向感がわかりやすいです。
トレード手法にもよりますが、結構使えるインジケーターです。MTF-MAで検索してみて下さい。
ちなみにこのチャート画像は5分足に30分足の10MA、75MAを表示させています。
適正ロット数を自動計算
1回のトレードの許容損失額を決め、損切幅を入力します。そしたら自動で何ロットでトレードすれば良いかを計算してくれるインジケーターです。
通貨ペア別でも計算してくれ、資金管理にはおすすめのインジケーターです。
スプレッド表示(SpreadLabel)
チャートに今のスプレッドを表示してくれるインジケーターです。右上にある数字です。
経済指標発表時や災害時、大きな事件があると、スプレッドが大きく開くことがあります。
スプレッドが広がった状態でトレードすると、かなり不利になることはわかりますよね。
それを回避するためにスプレッドをチャートに表示しておきます。
チャネルライン、N波動、サポレジライン、フィボナッチを自動で表示
チャネルライン、やトレンドライン、水平ライン、N波動を自動で引いてくれるインジケーターです。
できれば自分で引ける様になった方が良いと思いますが、引き方がわからないという人にはおすすめです。これらは無料でダウンロードできます。
プライスアクションが出現したら通知してくれる
ピンバーや包み足、はらみ足などのプライスアクションが出現したら、サインで教えてくれるインジケーターです。
基本的には自分で見つけられた方が良いとは思いますが、あまりローソク足に注目できない人にはおすすめです。
東京、ロンドン、ニューヨークの時間帯を分けてくれる
市場によって値動きやボラティリティは全然違います。
時間を見て判断分かるなら良いのですが、チャートに色分けで表示されていれば、忘れることはないでしょう。
過去チャートを見直す時にも結構使えます。
時間系
- 終値までの時間
- 今の時間
- 経済指標
- 日本時間表示
色々な時間計のインジケーターがあります。
おすすめの無料MT4インジケーター種類一覧
【FX】MT4の初心者におすすめの無料インジケーター
これからFXを始める人、初心者におすすめのインジケーターを3つ紹介します。
MA
テクニカル分析するなら移動平均線だけで十分だと思っています。
移動平均線だけでトレンドの方向感、勢い、転換点をある程度予測することができます。
色々なインジケーターを入れることで判断基準が多くて複雑になり、分析も反省、改善もしにくいのであまりおすすめしません。
最初からMAだけを使っていれば、MAの使い方や優位性がすぐに分かると思うので、余計なテクニカル指標を表示させず移動平均線だけ使うことをおすすめします。
ロット管理
資金管理はテクニカルとは別物なので、ロット数を計算してくれるインジケーターはおすすめです。
特に初心者の頃はロット数をどのくらいにして良いかがわかりませんし、いちいち計算するのも面倒になりがちです。
資金管理をせずにFXで勝つことは不可能と言っても良いくらいです。
初心者の頃から損失額にフォーカスしてトレードしていれば、資金管理することが当たり前の習慣になると思うので、かなりおすすめです。
自動で4本値(高値、安値、始値、終値)にライン
高安と始値、終値はかなり重要ですが、初心者は見落としがちです。
なぜ重要なのかは自分の目で確かめないと気づくことができないと思うので、ラインを自動で引いて相場を観察してみましょう。
慣れてきたら消したら良いと思います。
【FX】一番おすすめのインジケーター
最もおすすめなインジケーターは自分のトレードスタイルやトレード手法に合ったものを使っていて、それを使い続けて優位性を見つけることです。
新しいものを使ってたはいいものの、すぐにやめてまた新しいインジケーターをしていては、そのインジケーターの良さを知らないまま使い捨てるようなもので、それを繰り返していてはいつまでも勝てる様にはならないでしょう。
同じインジケーターを使い続けて、使いこなせるようになってこそ、自分ならではの使い方がわかってきます。
他にこんなインジケーターもありますよ。
有料のインジケーター種類一覧
まとめ
- おすすめのテクニカル系のインジケーターは移動平均線とライン
- おすすめの資金管理系のインジケーターはOptimumlots
- 他はなくてもOK
- 同じインジケーターを使い続ける
皆さんがおすすめのインジケーターを使って、上手く資金を増やせていけることを願っています。
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