RSIのトレード手法と使い方とは?

  • RSIってどんなインジケーター?
  • RSIの使い方や見方は?
  • RSIの計算式や意味は?
  • FXのRSIのトレード手法を知りたい

このような疑問が解決できる記事となっています。

オシレーター系インジケーターRSIの使い方、意味、トレード手法などFX初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

 

 

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オシレーター系インジケーター「RSI(Relative Strength Index)」とは?

RSIとは

RSIの意味は?

インジケーターには種類があって、移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表などのトレンド系、MACDやストキャスティクス、CCIなどのオシレーター系の指標があります。

RSI(Relative Strength Index)はかなりメジャーなオシレーター系インジケーターで、意味は相対力指数と呼ばれていて、相場の勢い(モメンタム)を表す指標の一つです。

 

RSIは相場の過熱感、買われ過ぎなのか、売られ過ぎなのかを0~100%で表してくれます。

ちなみにRSIを作ったのはJ.W.ワイルダーという一般投資家で、RSIだけでなく、DMI、パラボリック、ピボット、ATRなどたくさんの優秀なテクニカル指標を発表してきている有名な人です。

 

計算式

RSIの計算方法は2つあると言われています。

1つ目:RSI=A÷(A+B)×100

  • A…n日間の値上がり幅の合計
  • B…n日間の値下がり幅の合計

 

2つ目:RSI=A÷(A+B)×100

  • A…(前の足で計算したRSI×n-1+当日の値上がり幅)÷n
  • B…(前の足で計算したRSI×n-1+当日の値下がり幅)÷n

 

nは設定できる期間です。インジケーターの計算式を知っておくべきというひともいれば、知る必要はないという人もいるので、自分で判断して下さい。

知っておいて損はないかと思いますが、トレードで役に立つかと言われれば役に立つことはあまりないので、どちらでも良いです。

 

RSIの基本的な考え方

RSIの買われ過ぎと売られ過ぎ

RSIは50を中心に0~30の領域にあれば売られ過ぎ70~100の領域であれば買われ過ぎというのが基本的な考え方です。

人によっては0~20が売られ過ぎ、80~100が買われ過ぎという人もいます。この過熱感の基準は自分で決めればよいことなので、使っていくうちに基準が定まってくると思います。

 

 

【FX】RSIの使い方や見方

RSIをどのように使ったら良いのか、基本的な使い方から間違った使い方など分かりやすく説明していきます。

RSIの数値の期間設定

RSIの期間の設定というのは、先ほどの計算式のnの部分のことです。MT4の場合インジケーター→RSI→でパラメーターの設定画面が表示されます。

初期数値は14で、RSIでよく使われる期間は9、12、14が多いと思います。

 

私が使う際は初期数値の14のままです。特に理由はありません。

期間は正直何でも良いです。そこにこだわってしまうと、ろくなことにならないので、上記の3つのうちのどれかで良いと思います。

 

パラメーターの隣のタグの「レベル表示」で、サブチャートのラインの追加やラインの種類や色など設定することができます。

初期だとラインが70、30だけです。80、20、50など追加する人もいますね。

 

教科書的な使い方

買われ過ぎ売られ過ぎにきたら逆張りするというのは、初心者が良くやる間違った使い方です。

RSIで買われ過ぎ、売られ過ぎを把握することはできますが、初心者は「買われ過ぎラインを超えたからショート」「売られ過ぎラインを超えたからロング」といった単純な逆張りをしがちです。

 

全てのインジケーターに言えることですが、1つのインジケーターのシグナルだけで売買しても絶対に勝てません。

そんなんで勝てたらみんな苦労しませんよね。例えば、移動平均線のゴールデンクロス、デッドクロスのシグナルだけで勝てないことと同じです。

 

ただ、それで勝てる時もあるから勘違いする人が多いんです。

RSIはトレンドが強い場合、買われ過ぎ、売られ過ぎラインを超えて戻ってくるかと思ったら、しばらくの間戻ってこない場合があります。

そのままずっと買われ過ぎ、売られ過ぎゾーンにいることがあるんです。そのような時に逆張りをしていると、かなり含み損が膨らむと思います。

 

ダイバージェンス

RSIのダイバージェンス

ダイバージェンス(divergence)とはメインチャートの値動きと、サブチャートの動きが逆行する現象のことを言い、RSI以外のオシレーター系指標でも共通して使える現象です。

メインチャートでは上昇トレンド中で、高値を切り上げています。サブチャートでRSIの同じ時間を見てみると、切り下げているのがわかります。これがダイバージェンスです

トレンドラインや水平ラインを引くと、ダイバージェンスの発生がわかりやすいですよ。

 

ダイバージェンスはトレンドの勢いが弱くなっていることを示すものです。

ローソク足は切り上げて高値を更新していっているのに、RSIでは過熱感がなくなってきているということは、トレンドの勢いが落ちてきているということになります。

 

だからダイバージェンスが出た時はトレンド終了の可能性、転換点の可能性があるといえます。もちろん絶対ではなく、可能性が高いというだけです。

ダイバージェンスは転換点を見極めるものではなく、トレンドが弱くなってきていることを把握するものだという認識だけ忘れないで下さい。

 

ヒドゥンダイバージェンス

RSIのヒドゥンダイバージェンス

ダイバージェンスには他にも種類がありまして、ヒドゥンダイバージェンスというものがあります。

ヒドゥンダイバージェンスは上昇トレンドで説明すると、上昇してローソク足の安値を切り上げていっているのに、RSIでは安値を切り下げている状態のことを言います。

 

下降トレンドの場合は、ローソク足の高値は切り下げていっているのに、RSIでは高値を切り上げている状態のことです。

通常のダイバージェンスの場合は、上昇トレンドだとローソク足の高値を切り下げ、RSIでは高値を切り下げているパターンでしたね。

 

通常のダイバージェンスは天井圏や底値圏で出現しやすく、ヒドゥンダイバージェンスはトレンドの押し目や戻り目で出現しやすくなっています。

ダマしもそこまで多くないので、かなり有効的ですよ。

 

時間軸

RSIはどの時間軸でも使えますが、おすすめは1時間足以上の上位足です。

それ以下でも全然使うことができますが、ダマしが多いので私はあまり使いません。

 

週足以上になるとほとんど動かないので、あまり使う意味がありませんが、日足、4時間足くらいだとそこそこ動きますし、ダマしも少ないので使いやすいですよ。

下位足で使うなら、上位足の流れを把握しておくことが重要になってきます。

RSIはスキャルピングというよりは、スイングトレードやデイトレードなどの中長期のトレードスタイル向きではないかと思います。

 

RSIの欠点

欠点と言って良いかはわかりませんが、RSIは強いトレンドではあまり使えないです。

先ほども言った通り強いトレンドでは過熱感が収まらず、しばらく買われ過ぎ、売られ過ぎ領域に張り付くこともあります。

 

この画像のように強いトレンドだと、ダイバージェンスが発生しても価格はさほど戻らないこともあります。

買われ過ぎ、売られ過ぎから出てきたときにエントリーすれば良いかと言えばそうでもありません。

 

買われ過ぎ、売られ過ぎから出てきても、トレンドが継続していて、再度買われ過ぎ、売られ過ぎ領域に入っていくことも結構あります。

なのでRSIの過熱感だけで安易な逆張りをした場合、大きな含み損を抱えるか、損切が多くなってしまいます。あくまで1つの指標として使うのがインジケーターの正しい使い方です。

 

 

【FX】RSIの補足情報

RSIに移動平均線を表示させる

2本のRSI?移動平均線を表示させる

RSIに移動平均線を表示させて使う人がいます。RSIとMAのゴールデンクロス、デッドクロスを見ます。

RSIだけよりも見やすくて、視覚的にわかりやすので結構おすすめです。

検索すれば無料でダウンロードすることもできますが、MT4でドラッグ&ドロップして、MAのパラメーターの適用価格をPrevious Indicators Dataにすれば、RSIに表示できますので、気になる人は使ってみて下さい。

 

買われ過ぎ売られ過ぎでアラート

RSIで30%、70%に到達して過熱感があると、アラートで通知してくれるインジケーターがあります。

さらに先ほど紹介した移動平均線を表示させて、RSIとMAがクロスしたらアラートなどで通知してくれる機能があるインジケーターもあります。

あまり矢印などのシグナルは変なバイアスがかかりやすいと思うのでおすすめしませんが、1つの指標として捉えられるのであれば良いと思います。

 

 

【FX】RSIを使ったトレード手法

RSIを使った具体的なトレード手法についてわかりやすく紹介していきます。

環境認識(方向感)

RSIで方向感を認識

RSIに50%を追加して、50%の上か下どちらに位置しているかで、相場の方向感を認識します。

50%以上に比重があるなら上昇傾向で、50%以下なら下降傾向と判断することができます。

 

上昇トレンドが出たとして、50%を上抜けたとします。押し目で下がってきたら50%付近でもみ合うことも多いです。

50%がサポレジとして機能することもあります。ダウ理論やエリオット波動理論を学べば、さらに環境認識するのに役立ちますよ。

 

押し目買い、戻り売り

RSIのヒドゥンダイバージェンスを使って、押し目買い、戻り売りを狙うトレード手法です。

トレンドが発生したら、押し目戻り目となる部分に注目します。RSIで押し安値、戻り高値の部分を更新してきたら、エントリーチャンスです。

 

RSIのシグナルだけでは心配なので、移動平均線やフィボナッチリトレースメントで戻りを確認すると、より優位性の高いトレードができるのではないでしょうか。

こんな感じですね。MAがサポートとなってグランビルの法則、フィボナッチで38.2%戻し、RSIのヒドゥンダイバージェンス確認でロングです。

これで押し目買い、戻り売りの精度を高められますね。

 

レンジ相場で逆張り

RSIはトレンドでは使いにくいですが、レンジでは結構使うことができます。

70、30で逆張りすれば結構とれることがあります。ただ、そもそも買われ過ぎ売られ過ぎまで来ない場合も多いです。

 

トレンド転換

天井圏や底値圏でRSIの反転シグナルが出たら、トレンド転換を狙うトレード方法です。

単純にダイバージェンスが出現で逆張りするのではなく、上位足でサポレジや抵抗帯を確認することも大事です。

 

このチャートの高値圏は、フィボナッチ61.8%戻し、上位足のサポレジで、ダイバージェンスが確認できたので、トレンド転換を狙ってもOKだと思います。

何か他の根拠があればダイバージェンスも転換シグナルとして結構使うことができますよ。

 

利確の目安

RSIで利確の目安

RSIの過熱感を見て、利確の目安にすることもできます。例えば、ヒドゥンダイバージェンスを確認して戻り売りしたとします。

直近の安値を目標利確にしても良いですが、トレンドが伸びそうだと思って利益を伸ばしたいと思った時はどの辺を利確位置にして良いか悩みますよね。

 

色々利幅を伸ばす方法はありますが、RSIの30%、70%まで到達したら、とりあえず過熱感があるので決済するというやり方もあります。

ただ、この画像のようにダイバージェンスが発生したら、ちょっと萎えますよね。トレンドが強いと伸びてくれますけど。

伸びそうなトレンドかどうかを見極めることも大事ですね。

 

実践的なトレード手法

RSIで50%を下回ってきて、下降トレンドが発生したっぽいので、戻り目を待ちます。

50%付近でヒドゥンダイバージェンス発生と、直近安値にサポレジライン、移動平均線でグランビルの法則、フィボナッチで38.2%~61.8%の戻りを確認したのでエントリー。

利確はRSIの30%と、N計算の辺り。

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まとめ

  • RSIは相場の過熱感を教えてくれる
  • 買われ過ぎ売られ過ぎで逆張りでは勝てない
  • ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスは違う

皆さんがRSIを使って、上手く資金を増やせていけることを願っています。

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