FX】トレードでかかる取引コストとは?手数料とスプレッド以外は?

  • FXの取引コストって何?
  • 手数料とスプレッドの違いは?
  • FX会社の取引コストの比較を知りたい
  • 取引コストが安ければFXで勝てる?

このような疑問が解決できる記事となっています。FXの取引コストの種類とトレードスタイル別で気を付けなければならないコストについて、初心者にも分かりやすく解説していきます。

 

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FXでトレードするのにかかる取引コスト

FX取引コスト

FXのトレードをするのに必要な取引コストは色々あって、目にわかるコストわかりにくいコストなどもあります。

トレードするのにかかる取引コストの種類と詳細を解説していきます。

 

売買手数料

売買手数料とは取引をするのに必要な手数料です。取引手数料は国内FXではかかりませんし、海外FXでもスタンダードな口座ではかかりません。

ECN口座というスプレッドがかなり狭く、透明性が高い口座のタイプは手数料がかかることがあります。

 

手数料がかかる場合は何か他のメリットがあり、手数料が無料の場合は何かデメリットがあると考えた方が良いですよ。

自分が使う口座、できれば口座開設前に取引手数料が発生するのか、しないのかは確認しておきましょう。

 

 

スプレッド

取引をする際、買値と売値は違っていて、その差をスプレッドと言います。スプレッドという名の取引手数料です。

スプレッドには固定スプレッドと変動スプレッドがあります。

 

変動スプレッドの場合、相場の状況によって変動することがあるので、スプレッドが広がっている時に取引すると、いつもよりも取引コストがかさむことがあります。

スプレッドが広がりやすい時間や理由は、「スプレッドの基本を分かりやすく解説」で説明していますので、良ければ読んでみて下さい。

後半でスプレッドや手数料の比較をまとめてありますので、参考にしてみて下さい。

 

 

スプレッドと手数料違い

響きは手数料の方が損している感じがしますが、そんなことはありません。

手数料がかかる場合は固定ですが、スプレッドはほとんど変動します。原則固定と記載してあっても、全然変動しますので注意して下さい。

 

指値や逆指値注文をする場合、スプレッド分も考えて入れておかないといけません。それを知らなければ、レートはそのラインまで到達しているのに、決済されなかったなんてこともあります。

どちらが安い方がおすすめというのはありません。何を重視して口座を選ぶかだと思います。

 

 

スリッページ

スリッページは注文した価格とズレた価格で約定されることを言います。

スリッページは不利な方へのズレ方しかしないので、スリッページが起こったら余計な取引コストがかかってしまいます。

 

スリッページが起こりにくいのはNDD方式を採用しているFX会社です。国内FXはDD方式なのでスリッページが起こります。

海外FXではNDD方式を採用している会社もあります。

スリッページが起こる理由や起こりやすい場合については、「スリッページの基本と減らす方法」に詳細がまとめてあります。

 

 

スワップポイント

スワップポイントとは株の配当金のようにポジションを保有していれば受け取れる金利のようなものです。

保有している限りずっとスワップポイントをもらい続けることができます。国と国の金利の差分がもらえる利息です。

 

金利の高い国の通貨を買えばスワップポイントを受け取ることができますが、逆に金利の低い方を狩った場合は、スワップポイントを払わなければいけなくなります。

つまりスワップポイントが取引コストになってしまうということです。

 

スワップポイントは貰う分には良いのですが、払う場合は保有している限りずっと払い続けなければいけないので、かなり大きなコストとなってしまいます。

特にスワップポイントが優遇されているFX会社は、いつもより多く払うこともあるので、しっかりと確認しておきましょう。

金利が低い国、高い国、スワップポイントの注意点については、「スワップポイントの基本と仕組み」にまとめてありますので、良かったら読んでみて下さい。

 

 

FXのトレードスタイルと取引コストの関係

FXのトレードスタイル別で気を付けなければいけない取引コストがあるので、それぞれどのように注意すれば良いのか解説していきます。

スキャルピング

  • スリッページ
  • スプレッド
  • 売買手数料

スキャルピングは1回の取引時間が短く、取る値幅も小さく、1日に何度も取引するトレードスタイルです。

スキャルピングは小さな利益を積み重ねるので、スプレッドやスリッページに気を付けないと、取引コスト分の利益を出すことだけでいっぱいいっぱいになってしまうこともあります。

 

また、取引回数が多いので、トータルで考えると取引コストは相当なものになってしまうでしょう。

スキャルピングが難しいと言われるのはこれが理由でもあります。スキャルピングをやる際は取引コストにはかなり気を付けましょう。

スキャルピングの注意点やトレード手法については、「スキャルピングのメリット、デメリット」でまとめてありますので、良ければ読んでみて下さい。

 

 

スイングトレード

スワップポイント

FXのスイングトレードは数日間~ポジションを保有し、結構大きな値幅を取るトレードスタイルです。

スキャルピングと比べてトレード回数が少なく、1回のトレードで大きな利益を取るので、スプレッドやスリッページなどの取引コストはあまり気にならないです。

 

スイングトレードで気を付けなければならないのはスワップポイントです。

スワップポイントはポジションを保有している間は毎日受け取ることができますが、毎日スワップポイントを払う可能性もあります。

 

そこまで大きいものではありませんが、毎日積み重ねていくとかなり大きなものになります。

スワップポイントを埋めるだけの作業になってしまっては本末転倒です。あらかじめスワップポイントがかかることを想定して、大体の保有期間を決めましょう。

スイングトレードの注意点や向いている人、トレード手法については、「スイングトレードのメリット、デメリット」にまとめましたので良ければ読んでみて下さい。

 

 

デイトレード

デイトレードは1日で取引を完結し、スキャルピングよりは大きな値幅、スイングトレードよりは小さな値幅を取りに行くトレードスタイルです。

トレード回数は1日数回です。

 

スキャルピングほどスプレッドやスリッページが負担になることはありませんが、多少は気にした方が良いと思います。

ポジションを持ち越すことはないので、スワップポイントについては気にする必要はありません。

デイトレードのコツや向いている人の特徴については、「デイトレードのメリット、デメリット」にまとめましたので良ければ読んでみて下さい。

 

 

自動売買

  • スプレッド
  • 売買手数料

自動売買の取引コストは結構割高です。

システムトレードは放置していたら絶対に勝てないですし、取引コストも割高。

自動売買で勝てれば誰も苦労しません。みんなお金持ちになれます。その現実に気づきましょう。

 

 

【海外FX】トレードでかかる取引コストの比較

国内FXはDD方式を採用していますし、追証が発生する可能性もあるので、海外FXで比較をします。

 

スタンダード口座のスプレッド比較

通貨ペア TitanFX Axiory LAND-FX
USD/JPY(ドル円) 1.33pips 1.5pips 0.8pips
EUR/JPY(ユーロ円) 1.74pips 1.7pips 1.5pips
GBP/JPY(ポンド円) 2.45pips 2.7pips 1.8pips
AUD/JPY(豪ドル円) 2.12pips 2.1pips 1.6pips
EUR/USD(ユーロドル) 1.20pips 1.3pips 0.8pips
GBP/USD(ポンドドル) 1.57pips 1.9pips 1.20pips
AUD/USD(豪ドルドル) 1.52pips 2.1pips 0.90pips

スタンダード口座でスプレッドが狭い3社の比較です。

全て狭いですが、LAND-FXがダントツで狭いことがわかります。

Land-FXの口座開設はこちら

 

 

ECN口座のスプレッドと手数料の比較

通貨ペア TitanFXブレード口座 Axioryナノスプレッド口座 TradeviewILC口座
取引手数料 往復0.7pips/lot 往復0.6pips/lot 往復0.5pips/lot
USD/JPY(ドル円) 1.03pips
(0.33pips)
1.00pips
(0.40pips)
0.60pips
(0.10pips)
EUR/JPY(ユーロ円) 1.44pips
(0.74pips)
1.50pips
(0.90pips)
0.80pips
(0.30pips)
GBP/JPY(ポンド円) 2.15pips
(1.45pips)
2.30pips
(1.70pips)
1.60pips
(1.10pips)
AUD/JPY(豪ドル円) 1.82pips
(1.12pips)
1.50pips
(0.90pips)
1.20pips
(0.70pips)
EUR/USD(ユーロドル) 0.90pips
(0.20pips)
1.00pips
(0.40pips)
0.60pips
(0.10pips)
GBP/USD(ポンドドル) 1.27pips
(0.527pips)
1.50pips
(0.90pips)
0.90pips
(0.40pips)
AUD/USD(豪ドルドル) 1.22pips
(0.52pips)
1.20pips
(0.60pips)
0.80pips
(0.30pips)

ECN口座でスプレッドや手数料が狭い3社を比較しました。

 

FX口座を選ぶのに、取引コストももちろん大事ですが、他にも選ぶポイントはいくつかあります。

こちらの「おすすめの海外FX口座6選」で各FX会社がどんな人におすすめで、どんな人におすすめではないかをまとめてありますので、良かったら読んでみて下さい。

 

 

FX】取引コストが安いとトレードで勝てるのか

最後に取引コストが安いとFXで勝てるのか、勝てないのかという話をしたいと思います。

結論から言うと、取引コストが0円でも勝てない人は勝てません

 

取引コストは低ければ低い方が良くて、より勝ちやすくはなってきます。

ですがまず気にするべきところはそこではなく、上手くトレードができるようになることです。

 

取引コストがいくら安くても、トレー方法が壊滅的だと勝てる訳がありません。

なのでまずはトレードが上手になることに力を入れることをおすすめします。

 

FXコミュニティYTC

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まとめ

  • 取引コストは売買手数料、スプレッド、スリッページ、スワップポイント
  • トレードスタイル別で気を付けなければならない取引コストがある
  • 取引コストが安くてもFXは勝てない

皆さんが安い取引コストで、上手く資金を増やせていけることを願っています。

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