海外FX口座・国内FXの違いとは?比較をまとめ一覧

  • 海外FX口座と国内FX口座の違いとは?
  • 海外FX口座と国内FX口座の特徴の比較を見たい
  • 海外FX口座と国内FX口座どっちがおすすめなの?

海外FX口座と国内FX口座の違いや比較、おすすめを初心者にも分かりやすく解説していきます。

 

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海外FX口座・国内FX口座の違いとは?

海外FX業者と国内FX業者の違いはたくさんあります。

  • スプレッド
  • レバレッジ
  • スワップポイント
  • インターバンク市場
  • 約定力とスリッページ
  • ゼロカットシステム
  • 信託保全
  • ボーナスやキャンペーン
  • MT4
  • ロスカットの水準

世界的に見ると国内FX業者の方が特殊な仕組みで、メジャーなのは海外FX業者です。それぞれの特徴を比較していきます。

 

 

海外FX口座の特徴一覧(国内FXと比較)

海外FX口座の特徴を国内FXと比較して説明していきます。

 

NDD方式が多い

インターバンク市場という金融機関が外貨などを取引できる市場があります。銀行間で取引していて、それを基本に為替レートが決まっています。

海外FX業者はそのインターバンク市場と私たちトレーダーを結ぶ役割をしてくれています。インターバンク市場直結のことをNDD方式(ノーディーリングデスク)と言います。

 

投資家が売買した注文を、そのままインターバンク市場に為替レートを提示してくれている銀行に注文してくれます。

なので為替レートが公平かつ、スリッページが起きにくく、不正を起こしにくいと言われています。

海外FX業者の多くはNDD方式を採用しています。

 

 

スリッページが少なく、約定力が高い

約定力とはトレーダーが売買したいタイミングでエントリーできる確率です。売買したいタイミングで取引ができないことが多いと約定力は低いということになります。

約定力が高ければ好きなタイミングでエントリーすることができることが多いです。入りたいのに約定拒否なんてことも結構あります。

 

エントリーしたい価格で約定できないのはかなり迷惑な話です。海外FX業者の約定力はかなり高いです。

スリッページは実際にエントリーしたポイントと約定したポイントが違うことです。スリッページでずれた分の利益はFX会社の利益となります。

 

先ほども言いましたがNDD方式ではスリッページが起きにくく、スリッページの不正もしにくくなっています。

余計な取引コストを増やさずに済みますね。取引コストにはスリッページの他にどのようなものがあるか知っていますか?

「スリッページの基本と減らす方法」

「手数料とスプレッド以外の取引コストとは?」

NDD方式は素晴らしい点が多いですが、次のようなデメリットもあります。

 

 

スプレッドが広め

海外FX業は基本的にスプレッドが広いです。NDD方式では手数料やスプレッドで利益を出しているので、他の方式と比べるとスプレッドが広めに設定されています。

その代わりインターバンク市場直結という、透明性の高いフィールドで取引をすることができます。

スプレッドの仕組みや意味については、「スプレッドの基本とスプレッドの狭いFX会社の比較」にまとめましたので良ければ読んでみて下さい。

 

 

クレジットボーナスが多い

すべての海外FX業者ではありませんが、クレジットボーナスの特典があるFX会社が多いです。

ボーナスというのは口座に付与されるお金で、現金には交換できないけど、そのお金で取引をすることができます。

 

資金が少ないのに、ボーナスによって資金を多少膨らますことができてしまいます。

あとは入金せずにトレードができるので、これから始める人にとってはかなりありがたいシステムです。

 

例えば、入金ボーナス100%(5万円まで)というキャンペーンがあったとして、5万円を入金すれば、5万円(入金したお金)+5万円(ボーナス)でトータル10万円になります。

資金を多く用意できない人には、なくてはならないサービスです。

 

 

ボーナスが多いFX口座

入金ボーナス以外でも様々なボーナスがあります。

  • 入金ボーナス100%
  • 口座開設でボーナス
  • 取引毎にポイントが溜まり、ポイントを現金かボーナスに交換できる

 

このようなキャンペーンがあります。ボーナスが全くないFX業者もありますので、最初はボーナスがあるFX会社だけを選んで、自分の資金を使わないでトレードするのがおすすめです。

「海外FX一覧」にどの会社がボーナスを提供しているか記載していますので、良ければ確認してみて下さい。

 

 

スワップポイントが低め

海外FX業者のスワップポイントはさほど高くありません。理由はNDD方式を採用しているからです。

スワップポイントを高く設定しようとすると、会社側が他の費用を削らないといけません。DD方式はそれをしなくてもスワップポイントを高く設定できる仕組みがあります。

後半で説明していきます。

 

 

最大レバレッジが高い

海外FX業者の魅力と言えば高いレバレッジでし。400倍、500倍、888倍、1000倍など、かなり高いレバレッジをきかせてトレードすることができます。

レバレッジ怖い…。という方もいらっしゃいますが、レバレッジをきかせれば少ない資金でもFXを始められるということです。一般人にとってはなくてならない存在です。

 

レバレッジが怖いという人に質問ですが、レバレッジという言葉を使っていないだけで、私たちの周りにもレバレッジがかかったものがあるのは知っていますか?

多くの人はそれを利用していると思います。「レバレッジの基本と使い方」

 

NDD方式では高いレバレッジ、たくさんのボーナスで、客が取引をすればするほど海外FX業者は儲かる仕組みです。

取引量や回数が多ければ、その分手数料やスプレッドなどで稼げぐことができます。日本のFX業者の稼ぎ方は違います。

 

 

ゼロカットシステム(借金しない)

海外FX業者はゼロカットシステムを採用しているところがほとんどです。ゼロカットシステムというのは簡単に言うと、大きな損失を出しても最大で口座の資金だけです。

FXで借金する可能性があるの?と思われた方もいると思います。ゼロカットシステムがなければ借金をする可能性はあります。

 

例えば、100万円の資金を証拠金としてFX口座に入金したとします。

フラッシュクラッシュや○○ショックのような為替変動が起きた時、強制ロスカットや決済注文が通らないことがあり、そのままマイナスになり続け、100万円以上の追証を求められることがあります。

 

追証とは足りない分の証拠金の追加を求められることです。

もし払えなければ借金をするしかありませんね。実際にこのような被害者はたくさんいます。

 

ゼロカットシステムがあれば最大で100万円しかマイナスになりません。いくら為替レートが動こうが、負けるのは入金した金額のみです。

ゼロカットシステムはいざという時にリスクから助けてくれる必須なシステムです。国内FXではゼロカットシステムはどのようになっているのでしょう。

 

 

ロスカット水準が低い

強制ロスカットになる水準がかなり低いです。証拠金維持率20%とかが多いですね。国内と比べるとかなり低いです。

これを良いと捉えるか、悪いと捉えるかは自由です。

 

 

信託保全

信託保全とは、もしFX会社が倒産した際に投資家が預けていた証拠金を保証してくれる制度です。信託保全があると信用できますし、安心できます。

海外FX業者では信託保全がある業者、ない業者、○○万円までと決まっています。

FX口座を利用する際は信託保全があるのか、ないのか、いくらまで保証してくれるのかは確認しましょう。

 

 

ほとんどの口座でMT4が使える

便利で使いやすいFXのプラットフォームMT4がほとんどの海外FX口座で対応しています。PCだけでなくスマホでもパスワードと口座番号を入力すれば使えます。

多くのトレーダーはMT4を使って取引しています。オリジナルのプラットフォームは見にくく使いにくいですし、信用度が低いです。

 

MT4だとどこのFX口座でも操作方法が同じで、分かりやすく馴染みのある操作方法です。

機能も多く、ライン、フィボナッチ、pipsやろうそく足の本数など調べるやつ、文字、自動売買、ロスカット、トレーリングストップなど簡単に操作できます。

 

MT4以外もいくつか使用したことがありますが、値動きが遅かったり、ごちゃごちゃして見にくかったり、チャートが小さかったり、使いやすいと思ったことはありません。

慣れだとは思いますが。

 

 

国内FX口座の特徴(海外FXとの比較)

国内FX口座の特徴を海外FXと比較して説明していきます。

 

全てDD方式

日本のFX会社のほとんどはインターバンク市場直結ではありません。FX会社が決めた為替レートで取引します。DD方式(ディーリングデスク)と言われています。

スプレッドも各FX会社で決められるため、かなり狭いスプレッドが実現できています。海外よりもスプレッドが異常に狭いのはこのためです。

 

インターバンク市場直結は透明性がありましたね。逆に直結ではない場合は不透明ということです。レートを操作しているとかしていないとか。

全ての国内FX口座はDD方式です。インターバンク市場非直結の口座の特徴は他にもあるので紹介していきます。

 

 

スリッページと約定力が

約定力の速さは海外とは比べ物にならないくらい遅いですし、拒否されます。拒否されれば何度も押さないといけませんし、売買したいタイミングを逃してしまうこともあります。

さらにスリッページも結構起きるので、これじゃあスプレッドが狭い意味があるのかなと思ったこともあります。DD方式恐ろしいです。

 

 

スプレッドが狭い

世界のFX会社のスプレッドと比べて、びっくりするほどスプレッドが狭いです。そのうちスプレッドがなくなるんじゃないかってくらい狭いです。

国内FX業者のスプレッドが狭い理由は先ほども言いましたが、インターバンク市場直結ではないからです。

 

 

スワップポイントが大きい

国内FXのスワップポイントが大きいです。これもDD方式だからできることです。

NDD方式は取引量が大きく、取引回数が多ければ多いほど儲かる仕組みと言いましたが、DD方式は客が損すれば損するほどもうかる仕組みになっています。

 

スプレッドが狭いですし、スワップポイントも大きいのでFX企業側は稼げませんよね。じゃあ何で稼ぐのかというと、客(トレーダー)の損失しかありませんよね。

どちらが良心的か、winwinの関係か考えればわかりますね。

 

 

追証がある(借金する可能性あり)

ゼロカットシステムは借金をしなくて済む素晴らしいシステムでしたね。国内FX口座のほとんどはゼロカットシステムがありません。

証拠金の維持率が○○%以下になったら強制的にロスカットになって決済される強制ロスカットはあります。

 

○○ショックや自然災害のような大きな出来事が起きた時、注文が通らなくなったり、強制ロスカットにならないことがあります。

つまりゼロカットシステムがない場合、借金をする可能性があるということですね。めったに起こらないから大丈夫と思われる方も多いでしょう。

投資家はめったに起こらないことも想定してリスク管理していかなければいけません。

 

 

最大レバレッジが低い

国内のFX業者のレバレッジは最大25倍です。低いですね。資金がない人にとってはかなりきついですし、始めることすらできない人もいるでしょう。

1万通貨で取引するのに4万円も必要ですからね。初心者がいきなり4万円入金するのは勇気がいりますよね。

そのうちレバレッジは10倍になるとかならないとか言われています。そうなったら国内口座を利用する人はほとんどいなくなるでしょう。

 

 

信託保全が義務

日本のFX業者は信託保全が義務付けられています。安心ですね。

全ての国内FX会社が100%全額信託保全な訳ではないので、そこは確認しなければいけません。

 

 

ロスカット水準が高い

国内FXのロスカットの水準はほとんどが100%ですね。海外と比べると高いです。

これを良いと捉えるか、悪いと捉えるかは自由です。

 

 

キャッシュバックキャンペーン

国内FX業者にはボーナスではなく、キャッシュバックキャンペーンがあります。

キャッシュバックキャンペーンを受け取るには結構高いハードルがあるので、全ての人が受け取れる訳ではありません。

 

例えば、○○万円以上入金しなければいけなかったり、10万通貨以上、50万通貨以上の取引が条件など、初心者には厳しい条件があります。

キャンペーンだけ大きく宣伝して、条件は小さい文字で記載されていたり、最大で○○円キャッシュバックの最大を受け取るには相当取引が必要だったり、キャッシュバックさせる気があるのかなと思うことがあります。

 

 

MT4が使えない会社が多い

国内FX口座ではMT4を提供している会社とない会社があります。MT4がない会社は独自のプラットフォームでを提供しているので、それを使って取引します。

楽天、OANDA、FXTFなどはMT4が使えますよね。

 

 

結局、国内FXと海外FXどっちがおすすめ?

これは一概にどちらが良いとは言えません。人によって良いと思う面、悪いと思う面が違うからです。まとめるとこんな感じです。

 

国内FXのメリット

  • 信託保全の義務
  • スプレッドが狭い
  • スワップポイントが大きい
  • キャッシュバックキャンペーン

 

国内FXのデメリット

  • レバレッジが低い
  • 約定力とスリッページが…
  • 追証
  • 独自のプラットフォーム
  • DD方式

 

海外FXのメリット

  • ボーナスが多い
  • 約定力が高い
  • スリッページがあまりない
  • 高いレバレッジ
  • ゼロカットシステム
  • MT4
  • NDD方式

 

海外FXのデメリット

  • スプレッドが広い
  • スワップポイントが小さい
  • 信託保全が義務ではない

 

 

まとめ

海外FXがおすすめ

皆さんが海外FX、国内FXのどちらかを利用して、上手く資金を増やせていけることを願っています。

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