【FX用語一覧】意味を初心者にも分かりやすく解説

  • FX用語を初心者にも分かりやすく解説して欲しい
  • FXの用語の意味を教えて
  • 始めるのにしっておくべきFX用語は?

このような疑問が解決できる記事となっています。FXの最低限知っておくべき用語について、これからFXを始める方やFX初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

 

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FX初心者が知っておくべき用語【基本】

FXでは日常生活では使わないような専門用語が多く、始める段階で難しくて諦めてしまう人も多いです。初心者にとってどの言葉が重要で、どの用語が今は必要ではないのかわかりにくいですよね。

FX(Foreign Exchange)

FXという言葉を知っていても、意味はあまり理解していないという方は、始める前に理解しておきましょう。

簡単に説明すると、通貨を売買することです。

「FXとは?基本を初心者にも分かりやすく解説」

 

外国為替市場・マーケット・相場

外国為替取引が行われる場所を外国為替市場、マーケット、相場などと言います。

 

為替差益

為替差益とは通貨を売買して、その差で利益を出すことで、FXは為替差益で儲けることができます。

例えば、ドル円を100円で買って、価格が101円の時に売ったら、1円分の利益になります。逆に100円で買って、99円で売った場合は1円分の損失になります。

100円で売って、99円で買い戻せば1円分の利益になります。100円で売って、101円で買い戻せば1円分の損失になります。

 

為替変動リスク

為替変動リスクとは為替の変動によって資産の価値が変わる可能性があるリスクのことです。

儲けることもできますし、損失を出す可能性もあります。リターンがあるからリスクがあって当然です。

 

為替レート・価格

レートとは通貨の取引できる価格です。

レートは24時間休みなく変動していて、人の心理や思惑によって上下します。FX口座によって若干レートが異なることがあります。

 

円高・円安

円に対する他の通貨の相対的な価値のことです。例えば、ドルが買われると、ドルの価値が上がり円の価値が下がるので、ドル高円安になります。

ドルが売られ円が買われると、円の価値が高くなるのでドル安円高となります。FXの取引で円安円高を使うことはないと思うので、なんとなく知っておくだけで大丈夫です。

 

サマータイム

夏と冬で取引できる時間が異なります。夏は冬よりも1時間早くオープンし、冬は1時間遅くなります。

FX会社によってサマータイムに変わる時期は少しずれています。後ほど説明する経済指標発表の時間帯も少しずれるので、注意が必要です。

 

レバレッジ

レバレッジとは少ない資金で大きな金額を動かせる仕組みです。身近なものでいうクレジットカードやローンのようなものです。

取引数量は1000通貨、1万通貨、100万通貨などの単位で取引されます。

ドル円の場合1ドル100円だとしたら、1万通貨で取引するのに100万円必要となりますが、レバレッジによって必要な資金は少なくなります。

 

国内FXは最大レバレッジ25倍、海外FXは200~1000倍が多いです。

レバレッジは危険というイメージを持つ人がたまにいますが、ものすごいチャンスな仕組みだということを理解した方が良いと思います。

「レバレッジの基本と正しい使い方」

 

FX初心者が知っておくべき用語【トレード】

FX口座

FX口座は銀行口座とは全く別の口座です。FXを始めるには絶対に必要なもので、取引口座を持っていないと取引することはできません。

中には借金をする可能性がある口座や稼いだお金が出金できない安全性の低い口座も存在しますので、開設する前に確認してみて下さい。

「本当におすすめのFX口座6選」

 

チャート

通貨の価格はチャートに表示されます。このチャートを見て分析し、今が安いのか、高いのかを判断して売買します。

チャートがドル円だとすると、ドルが買われると上がっていき、ドルが売られると下がっていきます。人が今の価格が安いと思うから買う人が増え、高いと思うから売る人が多くなります。

それをグラフのように表示させているのがチャートです。

 

通貨ペア

FXは通貨の売買なので、通貨と通貨の組み合わせを通貨ペアと言います。ドルと円を売買するならドル/円という通貨ペアで取引します。

  • ユーロ/ドル(EUR/USD)
  • ポンド/ドルGBP/USD
  • ポンド/円(GBP/JPY)
  • オーストラリアドル/円(AUD/JPY)
  • ドル/カナダ(USD/CAD)
  • ドル/スイスフラン(USD/CHF)
  • ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)

通貨ペアはメジャーなものからマイナーなものまであります。どのような通貨ペアがあるのか、どの通貨ペアがおすすめなのか、「おすすめの通貨ペアと選び方」をどうぞ。

 

ASK・BID

ASKは買いのレートで、BIDは売りのレートです。

100.001[BID]、100.004[ASK]と表示され、その瞬間100.001で売ることができ、100.004で買うことができますよということです。

このレートの差はスプレッドといって、取引コストになります。

 

スプレッド(spread)

スプレッドはFXでは手数料みたいな取引コストです。

取引するたびにかかるコストなので、口座を開設する時は気にしておくべき1つです。

買う価格と売る価格に差があり、その差がスプレッドです。FX口座によってはスプレッドがなく、手数料をとる口座の種類もあります。

「スプレッドの基本とFX会社の比較」

 

約定・エントリー

売買が成立することを約定、エントリーなどと言います。売買したいのにできない約定拒否ということもあります。

約定力が高いFX会社、高くないFX会社もあるので、開設する際は注目してみましょう。

 

建玉・ポジション

エントリーして通貨を持っている状態、保有している状態のことを言います。

 

ロング・BUY・買う・ブル

外貨を買う行為のことをロングやBUY、ブルなどと言います。

 

ショート・SELL・売る・ベア

外貨を売る行為のことをショートやSELL、ベアなどと言います。

 

決済・手仕舞い

ポジションを手放す(売買)することを決済、手仕舞いなどと言います。

利益を出す決済と損失を出す決済で言い方が違うことがあります。

 

損切り(ロスカット)

損失を出した状態で決済することを損切と言います。ドル円を100円で買って、99円で売るとき損切になります。

損切なしではFXで勝てないので、最初から頭に入れておきましょう。

 

利益確定・利食い

利益を出した状態で決済することを利益確定、利確、利食いするなどと言います。

ドル円を100円で買って、101円で売るとき利確になります。

 

建値(ブレイクイーブン)

利益も損失もない状態を建値と言います。建値で決済することを建値切りなどと言います。

 

含み損・含み益

利益が出ているポジションを保有していている状態を含み益と言います。

損失が出ているポジションを保有している状態を含み損と言います。

含み損を長時間抱えているとストレスが半端ではないですよ。

 

プラ転・マイ転

含み損から含み益になることをプラ転、含み益から含み損になることをマイ転と言います。

 

ドテン

ポジションを保有していて、思っていた方向と違う方向に行ったので決済し、すぐに逆にエントリーすることをドテンと言います。

ドテンをするには自分の考えをすぐに変える瞬発力が必要になります。

 

ロット(Lot)

FXで取引する時の取引単位のことです。1ロット10万通貨のFX口座もあれば、1ロット1万通貨の口座もあり、FX会社によって1ロットの取引単位が変わります。

「適正ロット数と制限について」

 

スリッページ(Slippage)

スリッページもFXの取引コストです。

100.001で約定したいのに、エントリーしたら少しズレて100.003でエントリーされることがあります。

 

価格が変動していると、エントリーしたいところでクリックしても約定されず、滑って不利な位置で約定されることがあります。これをスリッページと言います。

約定拒否やスリッページが多い口座は注意が必要です。

「スリッページの注意点と減らし方」

 

スワップポイント・スワップ金利

スワップポイントはFXの配当金みたいなものです。国の金利差分をポジションを保有している間、毎日をもらうことができます。

例えば、ドル円の買いポジションを保有しているとしたら、日本の金利より、アメリカの金利の方が高いので、その金利の差をスワップポイントとして毎日もらうことができます。

 

ポジションを保有していなければスワップポイントをもらうことはできません。ドル円の売りポジションを保有しているとすると、逆にスワップポイントを支払わなければなりません。

ポジションを長期で保有するのであれば、通貨ペアの国の金利の差を確認した方が良いですね。

「スワップポイントの基本と注意点」

 

pips(ピプス)

通貨の最小単位で、00分の1という意味です。1pips=1銭です。

ピップス、ピプス、ピピなどど色々な言い方をします。

「pipsの意味と使い方」

 

ナンピン(難平)・分割エントリー

ロングして、下がったところで再度買うことをナンピンと言います。

ショートして、上がったところで再度売ることもナンピンです。

 

分割エントリーとも言い、平均取得価格を調性するために行う方法です。

ナンピンはテクニックが必要なので、初心者の方はあまりやらない方が良いと思います。「下手なナンピンスカンピン」みたいな言葉もあります。

 

証拠金

FX取引するのに口座に入金するお金です。必要証拠金などと言います。

レバレッジによって取引量ごとの必要証拠金が変わります。

 

強制ロスカット

強制ロスカットとはFX会社によって定められた水準を超えた場合に強制的に決済されることを言います。

強制ロスカットは損失の大きさを防ぐためにあります。ロスカット水準はFX会社ごとに違い、その水準は証拠金維持率によって執行されます。

 

ゼロカット

口座にある証拠金以上に損失がでないシステムをゼロカットシステムと言います。

レートは急激な動きをすることがあり、逆指値注文が通らないこともあります。

フランショックやフラッシュクラッシュが良い例です。そのような時口座資金以上の損失を出さないようにするために作られたのがゼロカットシステムです。

ゼロカットシステムがないとどうなるのでしょうか。

 

追証

口座資金以上の損失を出してしまった場合、FX会社から追加の証拠金を求められます。

これを追証と言います。ゼロカットシステムがないと追証を求められることがあります。

もし追証を払えないと、借金をするしかありませんよね。

ちなみに国内FXは追証があって、海外FXは全てゼロカットシステムです。

 

ライブ口座・デモ口座

ライブ口座が本当のお金で取引をする口座で、デモ口座は仮想の通貨で取引する口座です。

デモ口座は仮想の通貨なので、実際のお金は必要ありません。ゲームみたいなものです。

「デモ口座とリアル口座の違い」

 

スキャルピング・短期トレード

スキャルピングは数秒~数分間で取引を完結させるトレード方法です。かなり短い時間しかポジションを保有しないので、1回のトレードあたりの利益はそこまで大きくありません。

小さい利益をたくさん積み重ねるのがスキャルピングです。1日に何度もトレードを行います。反射神経や判断力が必要となります。

「スキャルピングのトレード方法とメリット・デメリット」

 

デイトレード

デイトレードは名前の通り1日で完結させるトレード方法です。スキャルピングよりはポジションを保有している時間は長いので、1日に何度かしかトレードはしません。

その代わり1回のトレードでの利益はスキャルピングよりは大きいことが多いです。

 

トレードしていない時間は基本的には「待ち」です。実はFXでは待つことが結構重要になってきます。

デイトレードでは待つ時間があるので、忍耐強く待てることと、チャンスが来た時に動けるようにするのが重要です。

「デイトレードのメリット・デメリット」

 

スイングトレード・長期トレード

スイングトレードは数日から1週間程度かけてトレードする方法です。かなり長い期間ポジションを保有します。

大きい利益をとりにいったり、スワップ金利を狙ったり、大きな資金がある人がスイングトレードをしていることが多いです。

ポジションを長く保有するので、金融危機の時などは大きく資金を失うこともあるでしょう。毎日寝る時に値動きが気になるような人は難しいトレード方法だと思います。

「スイングトレードのメリット・デメリット」

 

 

FX初心者が知っておくべき用語【注文方法】

 

成行注文

時間も価格も指定せずに、その場の水準で売買するのが成行注文です。チャートの前にいるなら成行で注文することが多いでしょう。

もし画面から離れたい時や寝ている時にここまできたら注文したいということがある場合は次のような注文方法があります。

 

指値注文(テイクプロフィット)・逆指値注文(ストップロス)

指値注文(Take Profit)は、

  • 今よりも安い○○円まできたら買いたい
  • 今よりも高い○○円まできたら売りたい

などといった場合に指値注文を出しておけば、その価格までレートが動いた時売買してくれる注文方法です。

どのくらいの量を取引するのかも設定するので、ロット数も売買したいだけ入力する必要があります。

 

逆指値(Stop Loss)は指値の逆で、

  • 今よりも高い○○円まできたら買いたい
  • 今よりも安い○○円まできたら売りたい

という時に使う注文方法です。

指値注文はエントリーと利確、逆指値は損切で使います。

 

OCO注文

OCO(オーシーオー)注文は指値と逆指値の2つの注文を同時に出しておける注文方法です。1つの注文が約定すれば、もう1つの注文はキャンセルされます。

 

クイックOCO注文

成行の注文と同時に指値と逆指値の注文を入れる注文方法です。この場合は指値が利確で、逆指値が損切ということになります。

もちろん片方が成立すれば、もう片方の注文はキャンセルされます。

 

IFD注文

IFD(イフダン)注文は○○円で売買するという注文を出し、その注文が成立した場合は○○円になったら売買するという決済注文を出すことができる注文方法です。

 

IFO注文(IFD+OCO)

IFOはIFDとOCOが組み合わさった注文方法で、○○円で売買したいという注文を出し、それが成立した場合は指値と逆指値が注文されます。

利確か損切かの決済がされれば、もう片方の注文はキャンセルされます。

 

トレール注文・トレーリングストップ

トレールという幅を指定し、その幅以上の利益が出た場合、設定した幅を空けて価格についていきます。価格が幅の分戻ってきてトレールにひっかかると自動で決済されます。

うまくいけばどこまででも利益を伸ばせますが、トレールに引っかかってしまえばすぐに決済されてしまうこともあります。

色々な注文方法がありますが、最初は成行で取引することをおすすめします。

「おすすめの注文方法と種類一覧」

 

 

FX初心者が知っておくべき用語【テクニカル】

テクニカル分析

テクニカル分析とは過去のチャートの動きを見て、上がるか下がるかを分析する方法です。

テクニカル分析は奥深く、かなり幅広いので、いきなり全てを覚えるのは難しいでしょう。

「おすすめのテクニカル分析と種類一覧」

 

ローソク足

チャートは1本のローソク足の集合体でできています。ローソク足はテクニカル分析で最重要と言っても良いと思います。

陰線、陽線、ヒゲ、始値、終値、高値、安値、その他にも色々な特徴や意味があります。

 

ローソク足の形や動きで人の心理を読むことも可能です。

ローソク足以外にはバーチャートやラインチャートがあります。

「ローソク足の意味と種類一覧」

 

高値・安値・始値・終値

ローソク足の始まりが始値、ローソク足の終わりが終値、一番高い所が高値、一番低い所が安値となっています。

先ほどのローソク足の記事でさらに深く紹介していますので、ローソク足の基本を知りたい方はそちらを読んで下さい。

 

陰線・陽線

始値より下で終値を迎えたら陰線、始値よりも上で終値を迎えたら陽線です。

陰線か陽線かはテクニカル分析では大事で、トレンド方向や勢いを読むことができます。

 

トレンド相場

FXにおけるトレンドも同じ意味で使われます。上昇している時は買いが人気の上昇トレンド、下落が続いている時は下降トレンドとなります。

相場には上昇トレンドか、下降トレンドか、次に説明するレンジしかありません。この3つだけです。

 

レンジ相場・ボックス・もみ合い

レンジ(ボックス)相場というのは、下降トレンドでも上昇トレンドでもない横ばいの相場のことです。ボックス相場やもみ合い相場などとも言います。

相場のほとんどはレンジで構成されているとも言われてます。トレンドかレンジかを把握することができたら、どこでトレードすれば良いかがわかってきます。

「レンジ相場のトレード手法と使い方」

 

順張り(トレンドフォロー)・逆張り

順張りはトレンドに逆らわずに売買することです。上昇トレンドが形成されているのであれば、買いでエントリーすることを順張りやトレンドフォローと言います。

その逆でトレンドに逆らった方向でトレードすることを逆張りと言います。基本的には順張りが勝てるトレード方法と言われています。

ただ、やり方によっては逆張りで勝つことも全然可能となっています。ちなみに私は逆張りです。

 

押し目・戻り目・調整

相場は真っ直ぐに上昇していく訳ではなく、ジグザグNや逆Nの波形を作りながら、上がったり下がったりを繰り返してトレンドを形成していきます。

上昇トレンドの場合、一度大きく上がってから、少し下げてからまた大きく上昇します。この上げに比べて小さい下げを押し目や調整と言います。

押し目で買うことを「押し目買い」と言います。その逆が戻り目で、戻り目で売ることを「戻り売り」と言います。

 

レジスタンス(抵抗)・サポート(支持)

過去の値動きが意識され、そのラインがレジスタンスやサポートされて反発することがあります。

価格が上昇していって、上昇を抑えられるのがレジスタンスで、価格が下げていって、下落を抑えられるのがサポートです。

 

レジスタンスやサポートは一度意識されると、その後何度も意識されやすいポイントになることが多いです。

また、レジスタンスしていたラインを上抜けて、下がってきたときレジスタンスだったラインがサポートラインになることも多いです(サポレジ転換)。レジサポ、サポレジなどとも言います。

 

水平ライン・サポレジライン

チャートに引く水平のラインのことです。過去にサポート、レジスタンスされているところに引きます。

水平ラインの引き方は様々で、実体に引く人やヒゲに引く人、価格帯に引く人などがいます。

「水平ラインの引き方と使い方」

 

トレンドライン

斜めのラインで、トレンドが出た時に引きます。こちらも水平ラインと同じように引き方は様々です。特に決まりはありません。

上昇トレンドであれば、安値を結んで引き、下降トレンドであれば、高値を結んで引きます。

「トレンドラインの引き方と使い方」

 

チャネルライン

トレンドラインを平行に引いた斜めのラインです。その中で価格が推移するのではないかと予測をして引きます。

「チャネルラインの引き方と使い方」

 

インジケーター

インジケーターはチャートを分析するためのツールの1つで、何種類も存在します。

インジケーターはあくまで1つの指標でしかないので、過剰に頼りにし過ぎると良くないです。

 

インジケーターには大きく分けて2種類で、トレンド系とオシレーター系に分けられます。

  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • 一目均衡表
  • MACD
  • RSI
  • ストキャスティクス

「インジケーターの種類一覧と使い方」

 

フィボナッチ

そもそもフィボナッチはFXで生まれた訳ではありませんが、相場にも使えるのではないかということで、人気のテクニカル指標となっています。

フィボナッチ数列、フィボナッチ比率などが分析ツールとして多くのトレーダーに使われています。

簡単に説明すると、フィボナッチは人間が自然と意識してしまう数字です。人だけでなく自然界でも発生している現象です。

  • フィボナッチ・リトレースメント
  • フィボナッチ・エクスパンション
  • フィボナッチ・ファン
  • フィボナッチ・チャネル
  • フィボナッチ・グリッド
  • フィボナッチ・アーク
  • フィボナッチ・タイムゾーン

「フィボナッチリトレースメントの引き方と使い方」

 

チャートパターン

チャートパターンは絵や図形のように、よく見られる値動きのパターンで分析するテクニカル指標です。

相場は人の心理によって作られるので、自然とチャートパターンのような形になってしまいます。もちろんチャートパターン通りにならないことも多くあります。

結構重要だと思うので、覚えておいて損はしないと思います。

  • ダブルトップ・ダブルボトム
  • ヘッドアンドショルダー・三尊
  • アセンディングトライアングル
  • シンメトリカルトライアングル
  • 上昇ウェッジ・下降ウェッジ
  • 上昇フラッグ・下降フラッグ

「チャートパターンの種類一覧とトレード手法」

 

値動き・プライスアクション

ピンバーの定義

プライスアクションはローソク足の形や何本かのローソク足の作られ方などで相場の心理を読み解く分析方法です。

プライスアクションは分析方法においてかなり重要なので覚えておきましょう。

  • スラスト
  • ランウェイ
  • リバーサル
  • ピンバー
  • アウトサイド・インサイド

「プライスアクションの種類と使い方」

 

窓開け

窓は週明けに終値から価格が飛んで、大きく隙間を空けることです。

土日は市場が休みなところがほとんどですが、イスラム系の国や土日にもやっている会社が売買して動くことがあります。

 

なので週明けチャートが動き始めると、窓を開けて始まることがあります。

その窓まで戻ってくる動きを窓埋めなどと言います。必ず埋める訳ではないので、気を付けて下さい。

 

時間軸・時間足・上位足・下位足

チャートでは色々な時間軸で見ることができます。ローソク足1本がどれくらいの時間かで表現します。

例えば、ローソク足1本が1分で形成されるのであれば1分足と言います。ローソク足1本が5分で形成されるなら5分足、1本1時間で形成されるなら1時間足となります。

 

プラットフォームやFX口座によって違いますが、1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、8時間足、日足、週足、月足などがメジャーです。

時間が長い時間軸を上位足、短い時間軸を下位足と言います。

 

ボラティリティ・値幅

ボラティリティは価格の変動幅で、ボラティリティがあるとかないとか言います。ボラティリティがないと変動幅が小さいのでトレードしにくいですね。

ボラティリティは結構重要で、ボラティリティの平均や前日のボラティリティなどから、当日のボラティリティを予測することも可能です。ボラとかいう人もいます。

 

 

FX初心者が知っておくべき用語【理論や法則】

ダウ理論

ダウ理論は6つの相場の法則のことを言います。

トレンドの種類に関することやファンダメンタルズのこと、トレンドの継続に関することなど色々提唱されています。

相場の基本なので覚えておきましょう。

「ダウ理論の基本と使い方」

 

グランビルの法則

移動平均線と相場の法則や関係から売買ポイントを示してくれるものがグランビルの法則です。

グランビルの法則を知っていなくてもグランビルの法則を使ってトレードしてしまいます。

それが自然現象だからですね。知っておいて損はない法則です。

「グランビルの法則の基本と使い方」

 

エリオット波動理論

エリオット波動理論は相場の波動を理論的に説明したものです。

相場はNを描きながら上昇していき、1波、2波、3波、4波、5波の推進波とA波、B波、C波の修正波でできています。

後付けの理論と言われていますが、これも相場の自然現象なので覚えておきましょう。

「エリオット波動理論の基本と使い方を分かりやすく解説」

 

値幅観測

過去の値幅から未来の値幅を計算することを値幅観測、値幅計算などと言います。

  • N計算
  • E計算
  • V計算

値幅計算は結構使えるテクニカル指標です。

「値幅計算の種類と使い方」

 

 

FX初心者が知っておくべき用語【心理】

プロスペクト理論

プロスペクト理論は確実な利益は早く欲しくて、損失は避けようとする人の行動心理です。

普通の人はプロスペクト理論通りに行動するので、絶対に勝てないようにできています。

ならどうやって勝てば良いのでしょうか。

「プロスペクト理論の克復方法」

 

コンコルド効果

コンコルド効果とは今更やめることができないという心理で、無駄になるとわかっていてもやめることができない現象です。

損切ができなくなるのはコンコルド効果でもあります。

「コンコルド効果の対策方法」

 

バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とは多くの人が人気と思えば思うほど、さらに支持する人が増える集団心理です。

誰もがトレンドが出たと思った時にはすでに遅く、優秀なトレーダーは次のトレードの準備をしています。

「バンドワゴン効果と相場の関係性」

 

 

FX初心者が知っておくべき用語【ファンダメンタルズ】

 

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは簡単に説明すると、チャートとは関係なく、国の景気や経済状況を分析することです。

この国の景気が悪いからこの国のこの通貨が買われやすいとか、この国にはこんな問題があるからこの通貨が売られやすいとか色々あります。

 

ですがダウ理論の考えではファンダメンタルズの要素は全てチャートに織り込まれているので、基本的にはチャートだけ見ているだけで良いです。

ファンダメンタルズ分析だけFXで勝っている人はいないと思います。というか勝っている人はあまり重視していないことが多いです。

「ファンダメンタルズ分析のトレード手法」

 

経済指標

国の経済の状況を測るものが経済指標です。国の経済状況を把握し売買する投資家もいます。

経済指標が発表される時間は決まっていています。おすすめはinvestingです。

経済指標によっては価格が大きく動くこともありますので、何時に発表されるかは把握しておくべきだと思います。

 

中央銀行

銀行の銀行を中央銀行と言います。紙幣を発行している政府の銀行ですね。金融政策もしていて、その発表は注目されることが多いです。

 

ECB(European Central Bank)

EUの中央銀行です。欧州中央銀行とも呼ばれています。

 

FRB(Federal Reserve Board)

アメリカの中央銀行です。連邦準備理事会とも呼ばれています。

 

日本銀行

日本の中央銀行です。日銀などと呼ばれています。

 

FOMC

FRBが開いている金融政策の最高意思決定機関に連邦公開市場委員会を言います。政策金利などを決定します。

かなり注目度が高い経済指標となるので、FOMCの発表があることは押さえておきましょう。発表はだいたい早朝の時間帯ですね。

 

雇用統計

月に1回発表されるその国の失業率のことです。アメリカの雇用統計は経済指標の中で最も注目されていて、毎月第一金曜日に発表されます。

その他の国の雇用統計も注目はされています。かなり値動きが激しくなるので気を付けて下さい。

 

GDP(国内総生産)

一定期間に国内で生み出された付加価値のことです。

 

政策金利

政策金利は中央銀行が一般の銀行に融資する時の金利です。金融政策で決められて、景気が良いと金利は上げられ、景気が悪いと金利は下げられるというのが教科書的な考え方です。

アメリカはFOMC、日本は日銀政策決定会合などです。

 

 

FX初心者が知っておくべき用語【人物】

 

ウォーレン・バフェット

投資の神様と呼ばれている投資家です。バークシャー・ハサウェイのCEOで、世界長者番付で毎回トップにランクインしています。

ウォーレン・バフェットの名言や関する本も多く、学べることが多いのでおすすめです。

 

ジョージ・ソロス

イングランド銀行をつぶした投資家として有名です。

 

ジェシー・リバモア

ジェシー・リバモアは1980年代の投資家ですが、彼の人生のことを書かれた本では、投資の本質が描かれていて私にはとても衝撃的でした。

BNFという有名な日本人投資家が唯一読んだのがその本だと言われています。「世紀の相場師ジェシー・リバモア」

 

他にもFXの用語はありますが、最初はこの程度知っていれば何も問題ないと思います。

トレードをしてれば必要な用語は自然と覚えられると思うので無理して覚える必要はありません。

 

まとめ

FX用語は覚える必要はない(自然と覚える)

皆さんがFX用語を使って、上手く資金を増やせていけることを願っています。

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